「文句なしの性能!」は言い過ぎかもしれませんが、総合的な性能ではホームユーズのプリンターとは比較にならないでしょう。 シリーズで最もシンプルなモデルですが、十分満足しています。 印字に関しては解像度が高く(綺麗)にも関わらず速度が速くストレスがないですね。 速印刷時にヘッドが移動する音の大きさはホームユーズとほぼ同等、振動も抑えられていますが、本体重量がありますので、パソコンラックの上段など不安定な場所に設置しますと、左右に振られます。 私はこのパターンですので、PCラックを壁にピッタリ押し付けることで、ラックの振れを抑制しています。 電源を入れてから印刷スタンバイと、印刷指示から開始までのタイムラグはほとんどなく、抜群のパフォーマンスといえるでしょう。 前面のカセット式用紙トレイには、コピー用の普通紙でおよそ200~300枚程度入れることができるので給紙の手間を省けますし、1枚の手差しながらも、 いまでは少なくなった背面トレイがあるのもありがたいです。 インクの消耗量については、付属していたセットアップ用インクでカラー文書100枚程度の両面印刷をしたところで「シアン」の残量警告が出ましたが、印刷は継続できています。 他の色は1/2を少し切った程度です。 インクタンクが4色ながらも、全色を顔料にしたことで写真の印刷品質を維持しています。 ただ、写真の高い品質を追及するためのモデルではなく、あくまでビジネスユーズのプリンターですから、フォトプリントに高品質を要求される方はホームユーズ(耐久性や印字速度に劣る)のモデルを選択されるか、写真専用モデルが良いかもしれません。