▼付属品とバンド交換の仕方 時計バンド+四つバネ棒+バネ棒外しが付いているので、あとは交換する時計さえあれば他に何も必要ないのがよい。 バネ棒外しとか、家のどこかにはあるはずだけど……って場合が多いので、すべてがセットなっているととても助かる。 バネ棒を外すのはややコツがいるかも知れないが、相当不器用じゃない限り、誰でもできる。 一応、簡単に説明すると、時計とバンドのジョイント部分には、バネ棒と呼ばれる心棒が入っている。 バネ棒の内部にはバネが入っていて、棒自体が伸縮するように作られている。 バンドの脱着に際しては、そのバネ棒を縮めて、バンドを取り外す、ないしは取り付けるというわけだ。 ただ、そのために小さなバネ棒を縮めるための器具が必要で、それがバネ棒外しということだ。 小さなマイナスドライバーでもできるのだが、バネ棒外しの方がやりやすい。 それ程難しくはないので、自分でも簡単にできる。 やり方は、youtubeなどでもたくさん紹介されているので、やる前に参照してみよう。 自信がないとか、万が一にも傷つけたくないということであれば、1000円ほどで、街の時計屋さんでもやってくれる。 ▼バンドについて さて、肝心の品物についてなのだが、値段を考えれば、取り敢えずは問題ないと言っていいのではないだろうか。 自分は、古いセイコーの機械式時計にクラシカルなバンドが欲しくてオーソドックスな黒を購入したが、純正品のようにバッチリと似合っている。 革の質も2000円とは思えない高品質なモノだが、さすがに何万もするようなモノには質感や滑らかさで劣るように見える。 もっとも、普段使いは言わずもがな、フォーマルな場でも殊更ひけらかしたりしなければ特に問題もなかろう。 定革はバンドの貼り合わせの間を通してあり、遊革についても接合部を接着剤だけではなく糸で補強してある。 2000円ほどの割には、丁寧に作られている印象を受ける。 小穴は8つ。手首周り17~18㎝で、時計の方から数えて4つめか5つめの穴を使う感じだ。 丸太