「有線」「テンキーレス」「失敗しても諦めがつく程度の値段」という条件で、ノートへの外付け用に購入しました。 理由は後述しますが、実際に使った期間は10日ほどです。 ・打鍵音 キーを押した感触は「へこ、へこ」という感じで、音はあまり聞こえません。 他のメンブレンは使ったことがないのであくまでもノートのパンタグラフとの比較になりますが、打鍵音は静かなほうだと思います。 ただ、スペースなどわりと大きめのキーのいくつかは、離したときに「すこんっ」と少し音を立てて戻ります。 ・キー配置 Home/End/PgUp/PgDnが独立しており、最初はそこが便利だと感じたのですが、 隣接するDelやBackSpaceとの押し間違いが起きやすく、キーボード全体として見るとさほど良いものではありませんでした。 「ろ」のキーだけが他のキーの倍くらいの横幅になっている点も、特に邪魔というわけではありませんが違和感を覚えます。 ・マルチファンクションキー 私の環境では画面の明るさ調節が使えませんでした。 接続先のノートPC(Lenovo G580)の本体キーボードに同じ機能があるせいかもしれませんが、 商品説明に載っている機能が働いてくれなかった点はやはり残念です。 ・パンタグラフ方式からの乗り換えと耐久性について(☆評価外) ノートPCのパンタグラフに慣れていたため、特に長文を打っているとタッチの重さが辛く感じられました。 方式の違いを知っていたにも関わらず値段の安さでメンブレンを選んでしまった私が悪いのですが、 結局、これを長く使うのは無理だと判断して改めてパンタグラフ式を購入しました。 そのためこのキーボードは10日間ほどしか使っておらず、耐久性についてはわかりません。 少なくとも使用期間中は、特に不具合は起こりませんでした。 長時間のタイピングには不向きだと思いますし、上に書いたような残念な点もありましたが、 1000円ほどで買えるキーボードとしては「普通に使える」という印象の品物です。