地デジ受信やGPSには影響しない様子です。 シガーライターからUSBに給電接続をしておくと,エンジン始動後(7~8秒)に電源が入り,録画が始まります。 エンジン停止5秒で録画が終了し,電源が切れます。 給電(充電)しながら動作します(嬉しい!!)。Gセンサーはないので,停車中の録画は手動になります。 ちなみにビデオモードで録画を開始してからエンジンをかければ(給電を始めれば),ビデオモードのまま録画を続けます(切るときも手動です)。 画質は,こんなもんでしょう…という感じです。モノラルマイク(あるだけまし)や手ブレ防止(そこそこ)も含め,いわゆるビデオカメラには遠く及びません。家族の記録などを残す目的であれば,普通のビデオカメラを強くお勧めします。全体的に動画も静止画もやや粗目で色も少ない印象を受けます(比較相手がCanon製iVIS mini Xなのは酷ですかね)。PC上で動画を一時停止をすれば,日中は対向車のナンバープレートも読み取れますが,夜間はかなり難しいです(暗いとモノクロっぽくもなります)。ですが信号待ちならば確実に読み取れます。 良かった点: 日本語メニューに対応しています。 値段と軽さ,大きさ,重さを考えたら,大変よくできたカメラであると思われます。「コスパが優れている」と判断している日本人が多いことに,日本のメーカーさんも反応してほしいと思います。購入直後に届くメールもありがたいです。 アタッチメントにいわゆるカメラ用三脚と同サイズのネジ受けがあるのでかなり汎用性が高いと思われます。 防水ケースもしっかりしたものでした(風呂くらいなら何ともない)。 操作ボタンが本体に4つしかありませんが,時刻設定もきちんとできます。 動画は解像度3種,画質3種,ホワイトバランスも6種(実際に白を拾うカスタマイズ含む)から選べます。 静止画も解像度が5種,画質3種,測光,セルフタイマー,連写なども数種から選べます。 上下反転も可能です。 2インチ液晶は大きくはありませんが,電池の消耗を考えればいい選択だと思います(初期のデジカメみたいです)。 残念な点: 一部のLED信号は点滅で録画されました。 Wi-Fi経由でアンドロイド端末のアプリから操作できますが,その際は充電しながらではなく,ビデオも1分ごと細分化されました。この点はあまり実用的ではないと感じました。