質感、音質は良いが品質が・・・
バージョン2になり既にロングセラー商品となっているが10年以上前に新品で購入した時には生産国は外国。別に日本製じゃないからと品質が悪いなんて今さら思っていません。差がある製品なんて今時は日本製のCD/LPと輸入盤との質差くらいではないでしょうか。
DENONはそこら辺が適当かと思えてしまうくらい電音(日本)らしくない今日この頃である。一体、定価何万から品質が良いのか。50万クラスからじゃないと高品質ではないのか。マランツなんて10万クラスでも素晴らしかった記憶がある。
アーム関連部品の一部で1ヶ所に塗装の浮きのような凸があるし、後ろの電源回りのビスも隙間があり明らかに緩いので増し締めしたくらいです。
またアームを固定する樹脂のフックは毎回ロックさせていると、樹脂が削れて?アームが黒くなる。
組み合わせるカートリッジとシェルでは規定のオーバーハング54mmが出せない可能性もあり、重たいカートリッジではウェイトが足りなく水平が保てないかもしれない。
当方の組み合わせはV15VxにオヤイデのIF-CFにスペーサーのMCS-CFを咬ませて25mmで水平。オーバーハング調整ではシェルの一番先端で辛うじて54mmであった。説明書ではシェルに付いてるゴムパッキンから54mmと記載されているが、そもそもオヤイデのシェルにはパッキンは付いていないので、その分の厚みも減ります。ウェイト調整はギリギリなところ(調整してウェイトがスッ歩抜けた時は足りないかと思ってしまった。)でなんとか調整できました。
内周でトラッキングエラーが大きい件ですが…
私のも念のため確認したら、オーバーハングを合わせても内周でかなりトラッキングエラー角が大きいです。
オーバーハングをあと3ミリ伸ばせば合いますが、そんな調整が出来るシェルはありません。
実は購入当初から、カートリッジ前面から見た時の水平が傾いていて、アームの精度について疑問だったのです。
水平の傾きは、調整できるシェルを使っていました。
付属のシェル含め、固定されたシェルは傾くので使えません。
設計段階でこんな変な設計をするはずないので、要するにアームの成型精度が設計値通りに出ていないのだと思います。
トラッキングエラーについてはアームパイプのオフセット角が設計値より深過ぎでしょう。
DL-103などの丸針なら殆ど気づきませんが、ラインコンタクト針などは歪みなどの影響が出ると思います。
(DL-103にアーム高さが合わないというのも、同メーカーなのに問題です。)
工業製品なので誤差は付きものとしても、高級プレーヤーとして合格レベルとは思えず(検査不合格で出荷ストップすべき)、検査体制の甘さは否めません。
アームパイプを同じ型で成型しているとしたら、市場に出回っているのはどれも同じということになります。
メインテナンスが簡便なダイレクトドライブのものが欲しかったので、他に選択肢がありませんでした。
メーカー指定のオーバーハングでセッテイングして、念のためオーバーハングゲージで測定したところ、最内周で5㎜、中間周で3㎜、最外周で0mm。普通は、最内周でトレッキングエラーを少なくするようにセッティングするでしょう。。。これはヘッドショル最先端にカートリッジを付けた状態ですから、カートリッジの位置を動かしようがありません。。。涙。
カートリッジの水平を出そうとすると、因みにカートリッジはDENON-DL103R、7㎜程度のスペーサーが必要です。スペーサーを使ってカートリッジの水平を出すと、今度は、アームリフターが機能しません。アームリフターを挙げた状態でも、レコード面を針先が擦ってしまいます。。。怒。
音質以前の商品クォリティに問題があると思います。
。。。と言いつつも、なだめすかして使っていますが。。。
二年前に、若いころに買いためたレコードを聴くために買いました。マニアではないので安いもので十分でしたが、5、6万円のものは安っぽく感じ、買うのをためらっていました。結局、メーカが本機を大幅に値上げしたのをきっかけに、旧価格の在庫を見つけたので思い切って購入しました。本機は美しい木材を使用していて、どっしりとした高級感があります。下のモデルのDP-500Mはベニヤで、店頭では展示品の表面がはがれていました。本機の不満と言えばやはり価格です。少しは安く購入できましたが、30年前だったら半額だったのではないでしょうか。まあ、いまは選択肢が少ないので、仕方がないかもしれません。音質については、安いもので十分なはずです。自己満足のために高い買い物になりましたが、美しい製品なので長く使おうと思います。
トーンアームをアームレストに戻し、ホールドすると、プラスチックの押さえ部分でアームが擦れて、
キズが付いてしまいます。店頭のデモ機は顕著でした。デノンにメールすると、「参考にさせて頂きます」でチョン。
以後、ホールドせずに置くだけにしています。ところが、そうするとアームが数ミリ、アームレストから浮いたままの状態になるのです。
デノンは問題ないと言っておりましたが、すっきりしません。
メーカー希望販売価格18万(もうすぐ20万に値上げ!)の材質とは思えないのですが・・・
針圧の設定の仕方が、取扱説明書では簡単に書かれすぎている。もっと厳密なものかと、緊張してなかなか、適正針圧が取れなかった。勉強不足のせいかな。でもCDの音より確実に言えることは、音が柔らかい再生が聴けることだ。特にクラシックやジャズは聞いていて疲れない、特にジャズの名盤、サムシンエルスで比較してみるとSHM-CDとLPでは後者のほうが安心して聴けた、透明感はないが落ち着いた音が、おじさんの私の耳にはシックリくる。参考にならないかもしれないが・・・
扱いやすく、とても気に入ってます。
30年振りのLPレコード鑑賞でしたので、音が出たときは感激でした。
MM.MC 両方のカートリジを用意して数は多く有りませんが古いレコード盤をクリーニング液で掃除をして、楽しんでいます。
最新技術でカッティングされた盤も、聴いて見ようと思っています。
30年近く使い続けたテクニクスのリニアトラッキング方式のSL-10からの代替えです。
驚くほどノイズがなくなり大満足です。
原因はSL-10の経年劣化、カートリッジの劣化と考えられますが、
カートリッジを変えてもノイズに変化が見られず、針圧の変化ではないかと思われます。
本機に変えてからはストレスなくなり、全てのレコードを聴きなおしていますし、
新譜の購入も始めてます。
選んだカートリッジは本機と同じメーカのDL103ですが、
付属のプレート2枚をシェルとの間にかませなければ水平は出ません。
不条理に思いメーカに問い合わせしましたが、その方法でお願いしますとのことでした。
シェルとカートリッジに対する許容量は試行錯誤の結果を待たねばなりません。
普通に聴く分にはアナログ独特のノイズは激減し、1,500枚のレコードが現役に復帰しました。
当分CDではなくビニールレコードを聴く日々になりそうです。
気がつくと異様に高額な設定のプレイヤーばかりになりましたが、本機のCPはありがたいです。
2012.11追記
カートリッジをAT-OC9/'VとTA-LH18/OCCに替えました。
オプションのウェイトACD-45-Nの目盛りでは正確な針圧を求めるのは難しいので
POCKET SCALEなる電子100グラム秤と大正天秤製作所の100グラム分銅を調達して正確を期しました。
103で十分満足していたのですが、蝶々夫人を歌うマリアカラスの声が初めて高音ではなく歌に聞こえました。
2017.6追記
本来針圧計ではないPOCKET SCALEの使用は間違えていました。
磁気に反応する素材が使われているため、カートリッジの磁性体の磁力が働いて、実際より多い針圧を示すことが分かりました。