自作PCというのは本当に個性が出るもので、性能・効率重視、外見重視、グラボの方が高い、 ド派手な空冷、簡易水冷、配線の色までこだわる、ケーブルジャングル、安けりゃいい、光る、透ける・・・ 様々なニーズに合わせてセルフで組んでいくのが醍醐味であり、ケースはその土台となるもの。 自分が求めていたのは「サイドパネルが透け、光らせて目立つ、組みやすいM-ATX対応ケース」であり、 その条件をおおむね揃え、かつデザインも良く、安い、という事で個人的には大満足でした。 デザインは、好みによるところが大きいのでレビューのしづらいところですが・・・ まず見た目がいい!サイドが透ける!フロントに光るファンが入ると透けて綺麗!! といった点が気に入った方は満足できるかと思います。動画サイトなどで光の透け具合などを 観られる動画がいくつか上がっていたので、詳しく知りたい方は観てみるといいかと思います。 スモークアクリルとはいえ、光るファンやメモリに対し配慮しているのか、光ってさえいれば 普通に見えます。画像を参考の事。光源は流石にもっと落ち着いてますが。 なお、倍以上の値段出せばもっともっとデザインにこだわったミニタワーケースはあるので、 デザイン重視!な方はそちらもよくよく調べるとあとで後悔しないかもしれません。 機能、は残念ながら期待に完全に応えてくれたわけではありませんでした。 自分が自作を始めた頃にはまだメジャーではなかった裏配線、安いながらもこれにも搭載されていると知り、 しかしながらこのケースの裏配線は最低限度だ、という評判も知り、では実際はどうだろうと組んでみたら、 案の定キッツキツになりました。少なくとも、セミプラグイン以上の電源でなければかなりの無茶をしないと アクリルパネル越しに余計なケーブルがウジャウジャ見える事必至です。見た目を気にする方は良い電源を 買いましょう。もしくはケーブルを隠す算段を付けるか、不要なケーブルを切断処理。自己責任で。 「裏配線は狭いが、デザインとビジュアル、低価格を兼ね備えた良コスパミニタワー」、 一言で評すならこんな感じ。あなたの需要に合致するならおすすめです。 あ、でも初自作で何となくM-ATXで組んで何となくこれ選ぶ、とかはお勧めしませんね。 前述の通り裏配線が不親切で、同価格帯にもっと組みよいケースはありますし、そも