ディスクコピーが必要な場合、強い味方となってくれるでしょう。 家庭内でファイルサーバーを持っている人であれば、価格も安いので、一台持っていて良いアイテムだと思います。トラブル時にきっと役に立つと思います。 ただ基本的に、PCからのディスクアクセスに期待しない方が良いと思います。 ディスクの状態を把握したりするために利用するくらいで、USB経由のデータ抜き出しに使うことは余りお勧めしません。 なお、物理データコピー機の宿命で、元のディスク容量のまま複写されますので、大きな容量のディスクにコピーした場合、余った容量を使いたい場合は、リスクを承知で何らかのツールでパーティションを拡大するしかありません。 ちなみに、同じ容量でもディスクの物理構成が異なる場合があり、その場合複写できない可能性があります。 ※セクター長が512バイトのものから4Kバイトのディスクにコピーするような場合や、同じ容量でもディスクのCHSが異なるような場合。 これは逆の使い方が出来て、2TB以下のMBR形式のHDDを大容量の4TBなどに物理コピーした場合、旧タイプのハードウェアで通常使えないはずの4TBのディスクを使うことが出来る場合があります。(もちろん利用そのものは2TB以下に限定されますが。) やったことはありませんが、ビットブロッカーなどのデータ暗号化されたディスクでも複写そのものは出来ると思います。 ただし、余り試したことはない人が多いと思いますが、ハードディスクパスワードが設定されたディスクは、最初のネゴシエーションで失敗するので複写できません。もし複写するのであれば、ハードディスクパスワードを解除するか、専用のツールでディスクのサービス領域にあるパスワードをクリアする必要があります。 充分助かりましたので、★5つ。特にディスクコピーが必要な状態の方にお勧めします。