キーボードとしての基本性能が高く、 ゲームにもタイピングにも快適に使用できる非常に優れたキーボードです。 【打鍵感】 キートップはマット処理されていて、ゲーム中に指先が滑りにくくなっています。 ゆっくりと押してみると、文字が入力されるタイミングで無音ですがコリっという感触があるのがわかります。 似た感触のメカニカルスイッチとしてCherry茶軸がありますが、Romer-Gは底付き感がよりソフトに調整されています。 キーの重さはCherry茶軸と比べて少しだけ重くなっており、押し切らずになで打ちで高速入力が容易にできます。 また、ゲーム中の高速応答のために、キーストロークが一般的なメカニカルキーボードの4mmに対して こちらは3mmとなっており、タイピング中には自然とキーを底まで押し切ることが増えます。 しかし、押し切った際にカチッとしたメカニカルキーボードならではの良い感触がありながらも、 ソフトに調整されているおかげで指先が痛くならず、長時間の入力も苦になりません。 この点はRomer-Gならではの特徴で、他のメカニカルキーボードにない美点だと思います。 静音性に関してはCherry茶軸や赤軸と同等だと感じました。 軽く入力してもある程度のカチャカチャ音はなりますが、非常に良い音です。 【機能面】 キーボード右上の二つの丸いボタンが非常に便利です。 左側のボタンでゲームモードのオンオフを切り替えて、Windowsキーなどの ゲームプレイ中に反応させたくないキーを無効にすることができます。 さらに専用ソフトウェア上で設定すれば、無効にしたいキーを全てのキーに対して上限なしで設定することもできます。 例えばバトルフィールドをプレイ中は半角/全角キーを無効にするなど、柔軟に設定できるので役立っています。 右側のボタンはキーのライトアップのオンオフ切り替えとなっています。 専用ボタンですぐさま切り替えができるのは非常に便利なので、この2ボタンは後継機種でも残してもらいたいです。 ・キーの同時入力は26キーまでですが十分です。 ・専用ソフトウェア上でプロファイルを6つまで設定可能で、それぞれに 「Fキーのマクロ」、「ライトアップ」、「ゲームモード」などの詳細設定ができる。 さらに、「このアプリケーション起動時には自動的にこのプロファイルに切り替える」という自動化