ティアック-Teac-W-1200-S-ダブルカセットデッキ(シルバー)TEAC

昔、エアチェックしたりレコードから録音したカセットテープをデジタル化するため、Amazonサイトで、USBオーディオキャプチャを購入して、デジタル化を実行していました。  ところが、デジタル化していたさなか、使用中のカセットデッキが、再生中に、一瞬電源が落ちるようになり、まともに再生できなくなってしまいました。  メーカーに問い合わせするも、部品が無いため修理受付できないと断られ困ってしまいました。  ネットで、カセットデッキの修理専門業者を調べ、修理依頼をしていますが、数ヶ月経過しても修理どころか見積もりもまだできていない状態でした。  新しくカセットデッキを買おうと物色しても、現在、ドルビーノイズリダクション付のカセットデッキがないのです。当方、ドルビーBとドルビーCで録音したテープばかりだったので本当に困ってしまいました。  ひとまず、ドルビーCで録音したテープは、修理中のカセットデッキの修理完了を待って後回しにし、ドルビーBで録音したテープをデジタル化しようと決め、ドルビーB相当での再生機能がある本製品を購入しました。  オーディオ全盛期のカセットデッキに比べると、相当低いスペックゆえ、音質は期待できないと思いつつ早速再生してみました。  予想以上に素晴らしいサウンドです。カセットテープは、ほとんどTDK製ですが、30年以上前にFMエアチェックしたテープでも、高域が落ちることなく見事に再生できました。感激でした。心配した、ワウフラッタも実使用において全く問題ありませんでした。  見た目、プラスチッキーで、メカ音も相当大きくて、テープホルダーには、バックライトがなくテープ残量が確認しずらい、カウンターも時間表示で無いなど、残念な点もありますが、現在は、メイン機器でなくデジタル化のための再生専用機としての使用がメインなので、問題ありません。  USB接続での、パソコンへの取り込みですが、フリーソフトの「Audacity」を使用しているのですが、先に買ったUSBオーディオキャプチャは、既定のデバイスが「マイク配列…」で、カセットデッキからの取り込みは、レベルが低すぎて、エフェクト(正規化…ノーマライズ)が必須でした。  本機(W-1200)では、「ライン(USB AUDIO CODEC)」となっていて、十分なレベルで取り込めエフェクト不要、しかも、USBオーディオ
  • カセットテープの良さを再認識。予想を超えた素晴らしいサウンド、そして、フリーソフト「Audacity」での録音も快適。
左デッキで再生した時の左右の音量バランスが悪かったのですが、ヘッドイレーザーで処置したら直りました。ワウフラッターも他の方が書かれているほど気になりません。新品で買える唯一のカセットデッキなので少々高いですが満足しています(業務用ではTASCAMのカセットデッキはあります)。
TEACのここ10年のカセットデッキと、音質などにかわりはありません。テープ性能の限界に挑戦するような録音は難しいです。過去のミュージックテープを再生するのには、十分です。 走行がリバースではなく片道だけなので、メカの安定は期待できます。 テープスピードは購入した個体では、(440Hzテープ)右側がほぼ正確。左側は1Hz程度の差です。 この製品の内部はまだ見ていませんが。TEACのダブルデッキのスピード調整は、モーターの後ろの穴ではなく、上部のサブ基板にあるかも知れません。ご注意を。 ある程度エージングしたら、ボディの防振、フライホイール(と言えるか)の慣性モーメントを少し増やす。銅箔テープでいろいろ作業。などと、わずかな性能アップとプラシーボ効果を高めてみたいと思います。
アナログレコードを聴く方ならオススメしますが、高音質に拘る方ならオススメ致しません。
実際に購入し、使用してみての感想です。 1980年代前半にソニーのTC-K777などで録音した、ハイポジやメタルテープを再生するために購入。 再生したのは35年以上前のテープのせいか、音質はテープの保存状態によりかなりの差が現れます。 良い機材で録音し、マスター巻きで保管してあったテープは、ラジカセなんかより遥かに良い音を奏でてくれました。音が籠ることもなくアナログらしい奥行きのある暖かい音質が蘇ります。 一方で、保存状態の悪いテープは最悪です。音は籠るし、揺れも感じる有様でした。 ラジカセではあまり感じなかった保存状態の差がはっきりと判り「こんなに違うんだ」と言った印象です。
  • 保存状態の良いテープをお持ちなら、お勧めします。
本機はTEACの新製品で、デジタル音声出力信号は、CDクオリティ(最大PCM 48kHz/16bit)での録音が 可能とのことである。 しかし、本機を使って、かつての「まともな」カセットデッキで録音した(エアチェックなど)カセットを デジタルデータ化しようと思っている方は、ぜひ一度考え直していただきたい。 本機のデッキとしてのメカニカル、また電気回路的にも、基本的性能が低すぎて、折角カセットに記録されている 音質が台無しになるのは間違いない。 アナログレベルでの音質が良くなければ、いくらリニアPCMで出力しても何の意味もないことだ。 まあ、WAVならばPCでMP3化できるので、ビットレートの低いMP3しかないよりはましといえるが。 まずメカニカルな面からみると、本機はテープデッキの要ともいえる回転系の性能が非常に低く、ワウフラッター(回転ムラ)は0.25%と、かつての高級機の約10倍もある。 オーディオ全盛期であれば、ちょっとしたラジカセでももっと良いスペックが普通であった。 このレベルの機器では、音楽(特に楽器の微妙な音色など)をまともに再生するのは不可能なことくらい、 オーディオメーカーなら自明のはずだ。 このデッキでダビング(コピー)したらどんな音質になるのか、想像もしたくない。 昔からカセットデッキを愛用してきた者としては、中級機以上であれば、どのような種類の音楽を再生しても、 全く音揺れを感じない、生の楽器の繊細な音質であっても、まったく問題なく再生できるレベルの製品が 当たり前だっただけに、その条件を満たさないカセットデッキでは困るのである。 音質にはこだわらない、例えば、過去に録音した語学番組や会議のカセットテープを再生できればそれで良い、 というニーズには対応できると思うが、きちんとした、音楽鑑賞に堪える音質で デジタルデータ化したいというニーズには対応できないのは明らかだ。 最近は、中国製の全く話にならないレベルのUSB出力付きカセットプレーヤーが出回っているので、 それに比べれば本機は、上記のような実用的ニーズには対応できるであろうが、それにしては 価格が高く、わざわざ本機を買おうという人は少ないであろう。 TEACが少し前まで販売していたモデルで、本機と同レベルの性能のAD-RW900という機種が あるが、これを使って1980年代に