長期ツーリングに
一週間程のツーリングにいつも役立っています。
テントや調理器具、冬場以外の嵩張らない衣類などバックの中に全部詰め込めちゃえるので楽チンです。
文句の付け所がない商品です。
若干大きくてKLXには大きいのかもと不安になりますが。
商品としてはとても作り込みが良くて、良く考えられてます。
今まではシーサックバック(ミリタリーバック)を使用していましたがやはり用途が違うので使用しにくいところもありこちらの購入に至りました。
北海道1ヶ月キャンプツーリングに使用しました。
気づいた点などを要点毎にレビューいたします。
▼容量について
未拡張の状態で1~2人用テント、シュラフ、ヘリノックス系の折りたたみ椅子、ミニタープ、マット(外部固定)
鍋、フライパンを含むキャンプ用のカトラリー、折りたたみスコップ、医療品を入れていました。
この他着替えなど小物類を別のサイドバッグに入れて持って行きましたが、
最大拡張の75L状態でしたら全ての荷物を入れることも可能だと思います。
▼使用感
使用していて一番助かったのはサイドから荷物を取り出せるファスナーです。
荷物が満載の状態でもサイドから奥の物だけ取り出せる事に感動を覚えました。
普通の大型バッグでしたら中身を全て取り出す必要すらあったかもしれません。
▼安定性
30L位の小型シートバッグを使用していましたが、このバッグはそれよりもしっかりと固定され
バッグが振られるような事はほとんどありませんでした。ただし容量の大きさ故に満載状態の場合だと重心がかなり
高くなってしまうため停車時やカーブなどで注意が必要です。
ただし、最大拡張の75Lモードではバイクよりも横幅20cmははみ出してしまう上、
拡張モードでバッグの形状を固定する構造になってないので、大幅に安定性が悪くなってしまいます。
自分は最大拡張モードでは不安があったため通常は未拡張の状態で、買い物をする場合は
片側のみ拡張するなど使い分けしました。
▼耐久性
使用から3週間ほどで、内側から荷物を固定するベルトのプラスチックでできたバックル部分が割れました。
荷崩れを防ぐため強く締めたのが原因ですが、元々そういう用途の部品だと思うのでもう少し強度が欲しいです。
▼耐水性
本体に防水性能が無いため付属のレインカバーを使用しましたが
レインカバーのサイズがギリギリに作られているために銀マットを外部に装着していると
端が足りなくなり、カバーの固定も出来なくなります。
最大容量75Lではほぼ被せる事は不可能になるので、この辺り改善していただきたいなと思いました。
▼総合
現時点でこのバッグに代わる長期キャンプツーリング用のシートバッグは存在しないと言えます。
ただし改善して欲しい点なども少なからずありますので、メーカーさんには是非頑張っていただきたいと思います。