タイムセールで使われている画像が、多分マグネット付きのテールキャップが一緒に写っていたものですので「TOOL AA 1.0」のものなのでしょうね。タイムセールの画像とレビューを流し読みしただけで、「この値段でマグネットテールが付属するなら面白い」と思い購入したのですが残念でした。マグネットテールが欲しく購入したみたいなものですので、正直不満です。 さて、肝心のスペックの方ですが、AAライトの中ではかなり小型の分類に入るでしょう。最初、パッケージを開封したとき「間違ってAAAを頼んでしまったのか?」と思ったほどです。重量は、簡易なデジタル天秤で量ったところ25gほどで、AAエネループとほぼ同じ重さです。軽さと環境温度、ランタイムを求めるのならば少々値が張りますが、リチウム乾電池(※充電池ではない)が15gほどですので、ライトトレッキングなどのパッケージとしては軽量で光量のあるライトが出来上がります。 光量に関しては、中華系によくある大ウソブイているルーメン値(いわゆる中華ルーメン)ではなく、ちゃんとしたルーメン値ではあると思います。機会があれば、簡易照度計で計測してみたいとは思っていますが、家にある日本製メーカーのライトで照度の記載があるライトと比べて同じ様な感じでした。 熱に関しては、ターボモードとHighモードではかなりの熱が出てきますので、長時間の使用は避けたほうがいいでしょうね。肉厚が薄いぶん放熱も良いかもしれませんが、小型であるがゆえ本体全体を手で覆うような形で持つことになるので、熱篭りは避けられません。 ロックアウトについては、テールキャップ、ヘッドのいずれかを少し緩ませれば可能です。ちなみに、モード変更が通電ON・OFF操作なので、テールキャップやヘッドを素早く締め、緩めを繰り返しても可能です。 ちなみに、2.0での半押し操作はON状態のみ可能です。OFF状態での半押し操作はできません。点灯した状態で、半押し操作によるモード変更が行えます。 総合的な話、ここまで小型で14500充電池も使えてタイムセールでは1500円前後と言うのはなかなかないので " 買い " だとは思います。 2018年9月9日追記 簡易な照度計で光度を測ってみました。測定距離は1mです。値はルクス(Lux)です。ルーメン(lm)ではないので注意してください。測定環境も