本体が小柄で、常用にも使えそう
ライト類はおまけと考えた方がよさそう。
充電ハンドルは、本体をしっかり保持しないと、回しにくい。
ラジオの受信感度は普通。スピーカーの音質も特に普通だと思う。
汎用の単三電池が使えるのがよい。まずはリチウム単三を装備して、
あと予備で単三アルカリも数本備蓄しておこう。
かつて輪番停電を経験した際、手回し発電ラジオはとても役に立ちました。
今回、防災用品の見直し入れ替えをしており、発電ラジオも新しくしようと本品を購入。
大きさは持ち出し品収納容量を圧迫せず、かつ手回し充電時にしっかりホールドできるサイズ(女性には少し大きく感じるかも?)。
乾電池の使用本数が2本であることもポイント高いです。
ソフトライトはラジオの周囲をふんわりと照らし出す程度。部屋の照明を消して点灯させてみましたが、6畳の部屋全体をくまなく照らすほどの光量はありません。目が慣れてくれば足元の物を踏まずに歩けるかも?程度の灯りです。
ラジオの感度や音質については特に不満の出るようなものでは無いです。
これまで大きく分けるとICF-B03→B08→B09とマイナーチェンジしてきた商品です。
5月18日現在、メーカーストア内で8250円+税で販売されています。
・03以前と08以降ではデザインが、08と09ではワイドFM対応に
08以降はデザインが丸三角の形になり、手回しハンドルが回しやすく改良されました。
この段階でFMラジオの受信感度も幾分向上したよう(08、09での違いは感じませんでした)。
一部店舗ではまだ09でなく08が売られていますが、ワイドFM非対応でも、という方なら08でも。
型落ちになりますが、メーカーの仕様を2つ見比べてサイズ、重量とも全く同じです。
SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B08/D オレンジ
SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B08/W ホワイト
・09/99(08/88)はソフトライトorソーラーパネルの違い
09の上部にあるソフトライトは枕元灯に出来たり、屋内の日常使用に向いています。
ソフトな灯りで、しかも手回しのみ(電池なし)でも結構な時間光ります。日頃から使えるというのは防災グッズとしてとても大事。
99ではライトはスポットライトのみで、ソフトライトの位置にソーラーパネルが付いたものです。
99のソーラーパネルは屋内灯では充電出来ません。アウトドアでの使用なら99を、屋内なら09をオススメします。
・携帯の充電はモバイルバッテリーを別途買いましょう
どのシリーズもフィーチャーフォン、Android端末の充電ケーブルも付属されています…が実用性は微妙。大変な労力を要します。本当に最終手段。
携帯端末はモバイルバッテリーを別途持っておくべき。充電はラジオ、ライトだけと考えておいたほうが良いです。
なお、付属品にはホイッスル(笛)があります。ラジオとは無関係ですが、これは防災グッズとして結構大事なアイテム。
・電池の入れっぱなしには注意
大手メーカー品ということもあって結構しっかりした商品です。
落とし穴があるなら電池の入れっぱなし(液漏れ)に注意すべき点でしょうか。これで旧型を1台壊してしまいました…。
日常使用だと手回しで足りてしまうほどの性能で、電池は(ラジオを長時間聴かない限り)あまり使いません。
液漏れなどがないよう定期的に電池フタを開けてチェックしましょう。