コールメッセージには、現時点確認できただけで3つの使い方がありました。 ① 相手を指定して相手が承諾したら通信できる方法 ② 相手を指定して相手の同意なしに通信できる方法 ③ 相手を指定しないで登録している全てのEchoやAlexaアプリを一斉に呼び出す方法 前提条件として一つのAmazonアカウントで登録した3台のEchoの名前を、それぞれ「東京」「名古屋」「京都」にしておきます(写真1)。一旦登録すると各Echoはインターネットに繋いであれば、どこに設置していても通信や家電の操作ができるようになります。 以下にウェイクワードを「エコー」、名前を「東京」にしたEcho Spotから掛けた場合の実例で説明します。なおAlexaアプリはiPad上で使っています。 ①は「連絡して」または「電話して」「通話を始めて」「Call」がキーワードです。 「エコー、電話して」と話しかけると「どのデバイス又は連絡先に掛けますか?」と聞いてくるので、青ランプが光っている間に「京都」と答えます。すると「京都と読むデバイスが見つかりました。このデバイスに掛けますか?」「はい」と答えると「京都」のEchoの画面がオンになり「家からです」と呼び出されます(写真2)。画面に表示される緑色のビデオマークをタッチするか、「エコー、電話に出て」と言うと、初めて通話する事ができます。Spot以外のEchoではリングが緑色に点滅し音声で呼び出されます。 ②は「呼び掛けて」「Drop in」がキーワードです。 「エコー、呼び掛けて」と話しかけると「京都、名古屋のどちらに呼び掛けますか?」と聞いてくるので、 「京都」と答えます。すると「京都と読むデバイスが見つかりました。このデバイスに掛けますか?」「はい」と答えると、「京都」のEchoに「東京」からの映像が映り、まず音声だけが繋がります。呼び出した「東京」の画面は、最初の15秒間は相手のプライバシー対応でぼやけていますが、その後は音声とビデオの通話ができるようになります。 ①、②共にアクティブなデバイスが同時に3台までは、それぞれの名前を挙げてくれます。4台以上あるときは「呼び掛けできるのは京都、名古屋など4台のデバイスです。どのデバイスに呼び掛けますか?」と聞いてくるので、希望の相手先名を答えます。1台しかない場合、いきなり「XXに呼び