オートバイのバッテリが上がったときのために買いました。昔この手の物を買った時はおじさんの手提げアタッシュケースくらいのサイズがある大きな物しかなかったのですが、こんなモバイルバッテリサイズで同じ事ができるようになるとは、時代が進んだな~、と思います。これで本当にエンジンかかるの?と半信半疑でしたが、始動ボタンを押してもカタカタと音が鳴るだけで全くセルが回らなかった知人の大型バイク (1899cc) のエンジンを無事一発でかけることが出来ました。セルの回りはとても力強かったです。 難点を言えば、クリップ部が大きいためオートバイのバッテリを上手く掴むことができません。割と古めの四輪であれば問題ないと思いますが、四輪でも割と新しいモデルで、かつ、ジャンプスタート用のコネクタが用意されていない車両ではバッテリの搭載位置や周囲の部品により、上手く掴めない場合がありそうです。 オートバイでは、シート下の狭い場所に小さい部品を使ってバッテリケーブルが小さいネジで結線されているため、添付のワニ口クリップではクリップの周囲の厚手のプラスチック部品が邪魔になったりして、ネジの頭に噛みついても小径なのでパチンとすぐ外れてしまってうまく「噛みつけ」ずにジャンプスタートに難儀する可能性が高いです。バイク用に口径とプラ部品が小さく、小さい端子に噛みつきやすいケーブルまたは変換ケーブルをつけて欲しいです。 私は、文具のクリップを鰐口に噛ませてからそれをバイクのバッテリ端子に接触させ使いましたが、思わぬ所に接触するリスクや、わずかではあるもの火花が散るためあまりオススメしません。 せっかくバイクに積んで置いても邪魔になりにくいサイズなので、是非、その辺も考慮した製品作りを期待したい所です。