2015年にこの製品をアマゾンで購入した(それまではカーショップで購入していた)。しかし、届いた商品はなんとコピーの偽物だった。 パッケージは本物をコピーして印刷したと思われ、本物とそっくり。透明な袋越しに見える商品もそっくりでパッケージを開けるまでは偽物とは分からなかった。 フィルターを直ぐに交換する予定ではなかったため、偽物と気がついたのは、実際に交換しようとした時だった。 いざ、パッケージを開けてみると、いつもカーショッップで購入していたものと少し感じが違う。そこで、わざわざカーショップで同製品を買って比べてみると、色、デザインなどぱっと見た感じは同じだが、よく見るとスポンジの密度が偽物の方が粗い。特に3層構造の真ん中の層がひどく、本物より大幅に粗い。 これを装着すると、本物よりも吸気抵抗が小さいため、フィールが良くなったと勘違いするかもしれないが、明らかに吸気を濾過する性能が低い粗悪品だった。 そこで、アマゾンのカスタマーサービスに電話すると、返品期限の「購入から30日を過ぎている」の一点張り。 しかし、商品の売買というものは、買い手が代金を支払ったら、売り手は商品(当然本物を)を引き渡す義務を負う。今回のケースでは、偽物を渡したのだから、売り手は商品(本物)を渡すという義務の不履行状態にあるので、”30日”を過ぎていようが関係ない。 そのことを、電話の相手に何度も説明した末に、やっと全額返金されることとなったが、 相手からは最後まで、謝罪の言葉はなかった。 ちなみに、購入時にレビューを見なかったのだが(同製品については既に使用していたので、商品レビューを見る必要性を感じなかったため)、後になって見てみると、2013年から偽物の指摘が相次いでおり、返品されているのが分かった。そのような状態なのに、販売が継続されていたことに驚きを禁じ得ない。