家庭用に子供たちと映画鑑賞やゲームなどができるプロジェクターを探していたところ、 色々レビューを参考にしつつVANKYO LEISURE 510 プロジェクターを購入。 10年前に、ソニーの30万ほどするプロジェクターを使っていたこともあり、 2万円弱のこちらの商品にはあまり期待してませんでした。 しかし、実際に使ってみると実用性に問題のない程度。 流石に3600lmはない。真っ暗な部屋に100インチで写して全く眩しくないので 1500-2000lmくらいかな。でもLED光源であることを考慮すると上出来。十分。 発色はあれこれと見比べるとちょっとものたりように思えたりするけど、ずっと見てると馴れて違和感なし。 一番気に入っているのはUSB電源が取れるところ。 一緒に買ったFire TV Stick(2世代)をHDMIポートにつなげて、電源をプロジェクター本体のUSB給電ポートから取るとケーブル周りが非常にすっきりする。2時間ほど色々試したけど電源落ちなし。使えます。 HDMIが2ポートあるのも嬉しい。 最大の問題点は台形補正機能。使えません。 工学設計が甘いのでしょうか。補正された上下の部分は完全にフォーカスがずれます。 台形補正された状態で上下のフォーカスを同時に合わせることは物理的に不可能。 隅々までフォーカスがぴったり合うようにする唯一の方法は真正面から写すこと。 写したいスクリーンのど真ん中の高さにプロジェクターを合わせて、水平に写すこと。 台形補正機能は真ん中に。そうすると隅々までシャープなフォーカスが得られます。 同じメーカーから出てる専用の台もあるようですが、 自分は家にあった譜面台を水平に倒して乗せたらぴったりでした。 サイズはそこそこあるけど、重さはそれほどないので、譜面台でも耐えうるほど。 (譜面台によりますね ^.^ ) 星五つはコスパを考慮した点数です。 真正面に設置できて、ある程度の遮光が得られる場所でのカジュアルな使用であれば 実用性十分のプロジェクターです。 これからの使用が楽しみです。