長年Wacom製の板タブでイラストを描いていました。 Wacom製の大きめの液タブの購入を検討したところ、価格が高いのと作業スペースが足りなくて諦めていたのですが、調度こちらの液タブを使用する機会がありましたのでレビューしたいと思います。 とにかくコスパが凄かったです。 13インチの液タブの中でかなりの高スペックなんですが、もの凄く安い! お値段が安いのでいろいろ心配していたのですが、少し触ってみたところほとんど気になることがなく絵が描けたので驚いています。 私が気にしていたのは「実際に絵の仕事で使えるか」というところだったのですが、板タブなんかで描くよりは柔らかく自然なタッチになったので、早く買っとくべきでした。 早く描いても線が途切れたりしないし、ペンの入り抜きや細かい描画もちゃんと捉えてくれたので、お絵かきで大切なところはしっかり抑えてる印象です。 ------------------------------------------ 《困ったことと解決方法》 いくつか初期設定時に困ったことがあったので、同じような方のために解決方法を記載しておきます。 ◆デュアルモニター状態でCLIP STUDIO PAINTで絵を描こうとしたらカーソルがズレる現象が置きましたが、Wacomドライバをアンインストールしたら治りました。 今Wacom製の板タブを使ってて、できれば液タブ板タブ両方とも使用したかったのですがだめそうですね。 でもこちらの製品が予想以上に良かったので、HUION製の板タブ(数千円だし)を買ってHUIONで揃えるのもありかなと今検討中… ◆CLIP STUDIO PAINTで筆圧を検知しなかったのですが、CLIP STUDIO PAINTのモードをWintabからTabletPCに変えたら検知するようになりました。 ◆私の感覚では筆圧を検知しすぎる印象だったので、HUIONドライバーの「筆圧感度設定」を「-2」にしたら描きやすくなりました。 ◆はじめ少しカーソルがずれていたので、HUIONドライバの「モニターキャリブレー」を何度か行ったら気にならなくなりました。 自分の目線やペンの角度とかで思った位置にカーソルが来なかったりするので、自分の感覚に合うようにモニターキャリブレーではあえて点を外してタッチしたりしてしっくりくるまで調整すると良い