まず驚いたのは価格。 10/20現在、メーカーによっては同じ容量のSSD本体を購入するよりも安いです。 先日、Crucial製 MX500 1TBがようやく2万円を切ったので小躍りしながら購入したのが 記憶に新しい。 入手にあたって同価格帯の製品を調べてみましたが、本製品の購入費用で買えるのは いずれも480GB~512GBの製品ばかり。 一方、同程度の容量の製品を買おうとするなら倍近い出費を覚悟しなくてはなりません。 本製品の登場に刺激されたのか、他社の製品が少しずつ安くなっているのは良い傾向ですね。 ただし、性能面で過度の期待は禁物です。 外付けSSDは初めてなので上記の製品群の性能を知らず、内蔵したSSDと同じような性能を 発揮するのかと思っていたのですが、各レビューを見ると私の計測結果は掲載されている 結果よりも遅い部類に入ります。 ベンチマークは画像の通り。使用したPCはUSB3.0で、フォーマット形式はexFATです。 APFSで測定された方のような速度を期待したのですが、3度試しても同じようなスコアは出ず、 NTFSではこのスコアよりも若干遅いという有様。 それでも単純比較で読み込み/書き込み共にUSB3.0のHDDの4倍くらいのスコアは出たので、 大容量データの高速転送にストレスを感じる事は少なくなると思いますよ。 ついでに、PS4に正式に対応しているので普段使用しているUSB3.0のHDDと比較もしています。 244GBの本体データをバックアップ/復元してみましたが、バックアップはHDDの3/4以下の時間で 完了しました。なお、復元にかかった時間は両方とも同じ位です。 恐らく本体側のストレージの性能によるのだと思います。 測定に使用したPS4 Proは既に本体ストレージをSSDに換装して性能面で底上げされており 本製品を増設する事のメリットを感じられなかった為、各種データの保存よりも バックアップ/復元が主たる使用方法になりそうです。 手持ちの機器ではSSDの恩恵を受けられない状況ではありますが、近々ノートPCを買い換える 予定があるので、そちらにUSB3.1(Gen1)があるなら後日再計測してみようと考えています。 追記:本製品はフラストレーションフリーパッケージでした。