パナソニックのドルツイオン+極細毛ブラシを使っています。こいつは振動が細かくてストロークが短く、今ひとつ爽快感がなかったのでこちらも使ってみました。 こちらは豪快な振動で、超音波という感じではなく、ガシガシ磨いています。押し当てすぎると安全装置が働きますが、そうでないと確かに歯茎を痛めるでしょう。 上下動の他に回転(ではなく正しくは揺動あるいは振り子運動)するはどのブラシヘッドでも同様。舌の掃除モードも「ブラシをかけている」感じです。 全体をガーっとこすっている人には向いていると思います。細い毛を歯と歯の間に入れて小刻みに磨いている人には向きません。そういう人向けに専用のブラシヘッドがありますが、歯と歯の間に差し込むタイプではなく、押し当てるタイプです。 本体は大きいですが持った感じは軽いです。一回り小さいドルツのほうが重いです。 30秒毎に音と光で知らせると書いてありますが、実際には音ではなく振動の変調で知らせて、本体がブルリと震える感じ。ビープ音はしません。 ON/OFFボタンの下のボタン(v)の長押しで通常モードになると書いてありますが、押したら順に切り替わって行くだけなので、普通に何度も押せば通常モードに戻ります。 動作中にこのボタンを押せば、動作モードはいつでもどれにでも切り替わります。 イルミネーションで色々教えてくれたり、スマホと連携したりといかにも現代ヨーロッパの典型のような(いわゆるギミック満載で携帯電話万歳な感じの)商品ですね。私はドルツで歯と歯の間の汚れを流し出す使い方をしていますが、こちらの商品はその使い方ではなくシンプルに「表面を磨く」ことに特化している(歯間はフロスを使えということでしょうか?)ように思います。研磨力は素晴らしい(というか、凄まじい)ですが私には向いていませんでした。万人向きではないという点で星一つ下げます。