ウェイトは2種類入っています。 カートリッジとシェルの総重量で選択してオリジナルウェイトと差し替えます。 カートリッジをDL-103からAT-OC9/'VとTA-LH18/OCCに替えました。 オプションのウェイトACD-45-Nの目盛りでは正確な針圧を求めるのは難しいので POCKET SCALEなる電子100グラム秤と大正天秤製作所の100グラム分銅を調達して正確を期しました。 アームのバランスをとりウェイトの目盛りを0に合わせ、 それからウェイトごと回して目盛りで2グラムにしたのですが POCKET SCALEで計り直すと大きく誤差が生じます。 水平を維持するためにPOCKET SCALEはゴムマットを外してからターンテーブルの上に置きます。 POCKET SCALEよりも高価な分銅はPOCKET SCALEの重量補正のためには必要不可欠です。 103で十分満足していたのですが、蝶々夫人を歌うマリアカラスの声が初めて高音ではなく歌に聞こえました。 自分の耳だけを信じて針圧を決めるのが本道でしょうが、定量的な基準があった方が楽です。