旧モデルとの違いは少なく、処理用のエンジンのパワーアップ程度です。 しかし、コンパクトな仕上がりと、αシリーズライクな電子水準器はじめの機能や操作系はなかなかに練り上げられており、慣れると即応性には問題がありません。 このクラスのニコン、キャノン、パナソニックと比べても一回り小さいのもよいですね。 残念なのは画質です。1820万画素といいますが、画素数分の解像力はありません。 等倍画像はにじんだようになっていて、いまだに1/1.7型の1500万画素程度のCCD搭載機には画質、とくに解像力では勝ち目がないです。 ビューファインダーは使い勝手がイマイチですが、有ると無しでは撮影時に大違いとは言えますね。 安くないカメラですが、ビューファインダー含めて広い撮影対象にイラつかない操作性を持っているので、総合点では★4つです。