昔、エアチェックしたりレコードから録音したカセットテープをデジタル化するため、Amazonサイトで、USBオーディオキャプチャを購入して、デジタル化を実行していました。 ところが、デジタル化していたさなか、使用中のカセットデッキが、再生中に、一瞬電源が落ちるようになり、まともに再生できなくなってしまいました。 メーカーに問い合わせするも、部品が無いため修理受付できないと断られ困ってしまいました。 ネットで、カセットデッキの修理専門業者を調べ、修理依頼をしていますが、数ヶ月経過しても修理どころか見積もりもまだできていない状態でした。 新しくカセットデッキを買おうと物色しても、現在、ドルビーノイズリダクション付のカセットデッキがないのです。当方、ドルビーBとドルビーCで録音したテープばかりだったので本当に困ってしまいました。 ひとまず、ドルビーCで録音したテープは、修理中のカセットデッキの修理完了を待って後回しにし、ドルビーBで録音したテープをデジタル化しようと決め、ドルビーB相当での再生機能がある本製品を購入しました。 オーディオ全盛期のカセットデッキに比べると、相当低いスペックゆえ、音質は期待できないと思いつつ早速再生してみました。 予想以上に素晴らしいサウンドです。カセットテープは、ほとんどTDK製ですが、30年以上前にFMエアチェックしたテープでも、高域が落ちることなく見事に再生できました。感激でした。心配した、ワウフラッタも実使用において全く問題ありませんでした。 見た目、プラスチッキーで、メカ音も相当大きくて、テープホルダーには、バックライトがなくテープ残量が確認しずらい、カウンターも時間表示で無いなど、残念な点もありますが、現在は、メイン機器でなくデジタル化のための再生専用機としての使用がメインなので、問題ありません。 USB接続での、パソコンへの取り込みですが、フリーソフトの「Audacity」を使用しているのですが、先に買ったUSBオーディオキャプチャは、既定のデバイスが「マイク配列…」で、カセットデッキからの取り込みは、レベルが低すぎて、エフェクト(正規化…ノーマライズ)が必須でした。 本機(W-1200)では、「ライン(USB AUDIO CODEC)」となっていて、十分なレベルで取り込めエフェクト不要、しかも、USBオーディオ