打ち心地はしっかりしており、ちゃんと赤軸のキャラクターを持ったキーボードだと思います。ストロークが深い分パンタグラフ式に慣れているとちょっと打ち疲れしやすいかもしれませんが、タクタイル感のないすっきりとした打ち心地で、メンブレンと違って底まで打ち込まなくても反応してくれる特性で、パンチスピードそのものはかなり上がります。有線無線両対応でいろんなデバイスに接続しやすくて気軽に使えます。 Bluetooth接続性は十分に高いと感じます(BuffaloのBSKBB24BKとの比較です)。接続完了時やスリープからの復帰時にバックライトが数度フラッシュして教えてくれますし、ペアリング待機時にはCapsキーが点滅してそれと知らせてくれるなど、使い勝手に対する気遣いがなされています。 総じて好感の持てる商品だと思います。 ハードウェア的なカスタマイズ機能がほとんどないこと(Windowsキーの無効化が可能)、中華なので長期の信頼性にはあまり期待できないことから、こだわる人には向きませんね。たまにメカニカルを打って気分転換したい人(私のことです)や、一度メカニカルを体験してみたい人なんかにはいいと思います。 キーボードとしては別に安くもなんともないですし(メカニカルとしてはともかく)、特に際立った機能性があるわけでもないので普通の評価とさせていただきます。