性能的に満足できるレベルではないがエントリーモデルとして良いバランスの製品だと思う。(価格、明るさ、物理解像度、サイズ) 「低予算でとりあえずホームシアターを構築したい」人には、最適。逆に、これよりスペックの劣る製品は買わない方が良い。 【良いところ】 据え置きタイプとしてコンパクトで軽量。保管やセッティングが楽。自宅で使うにしても収納性は重要だ。 同価格帯の中では物理解像度が高い。ぼんやりしているが、ある程度細かい文字も読める。ホームシアターとは言え、物理解像度がフルHD相当以上でないとダメだと思う。 本体にスピーカーがあり、メニューでサラウンド機能をオンにしておけば、手軽に使える。 本体スピーカーは手軽だが音質は低い。映画鑑賞するならスピーカーシステムの接続が必須。自分はイヤホンジャックに Bluetoothアダプターを接続して、無線でスピーカーシステムと接続している。 リモコン操作できるのは便利。音量調整などでいちいち本体を操作したくない。 梱包がしっかりしていて好感が持てる。付属品は最小限。 【悪いところ】 明るさやピントに若干のムラがある。周辺部分が少し暗く、ピントも甘い。これはレンズ性能の問題だと思うので、価格を考えると我慢するしかない。 レンズキャップが使いにくい。レンズのピント調整を目一杯引っ込めた状態でないとキャップがはめられない。収納する度にピント調整をやり直すのはめんどくさい。外に持ち運ばないならキャップはいらないかも。 ピント調整はレンズ全体を回す形になっている。回すのにけっこう力がいる。それなのにツマミのような出っ張りがないから、とても調整しにくい。 本体の傾き調整ネジが使いにくい。収納時にはネジを取り外す必要がある。(外に持ち運ばないので、付けっ放しで収納している) マニュアルはデキが良いとは言えない。とは言え、操作が難しい機器でもないので、使用に困ることはなかった。勘で使える。 作りは全体的に安っぽい。しかし機能的には十分。価格を考えると欠点に数えるのは気が引ける。 【その他の注意点】 3000ルーメンの程度がわからず購入したが、十分とは言えなかった。(添付画像を参照のこと) 夜に部屋を暗くすれば不満なく見れる。逆に言えば「薄暗い」程度では不満を感じる。昼間にカーテン閉めた状態で使ってみたが、我慢できる映像ではな