NASキット(HDDが別売り)としての機能は、他社製品比べても然程変わらない。 個人的にQNAPと愛機Synologyとの違いは、安価モデルでもNICが2個搭載されている事だと思っていた。 しかしTS-228AはNICが1つしかなく、リンクアグリゲーションを使用する事が出来ないのは残念だ。 とはいえ、エントリークラスでクアッドコア、1GBメモリ搭載なのは素晴らしいと感じた。 スループットも非常に良い値(公表値通り)が出ているので、数人で使用するにも申し分無し。 今回QNAPを使用して感じたこと ・ 意外と長い2年の保証期間 ・ 本体LEDの明るさ調整が出来る(素晴らしい) ・ 再起動が遅い ・ デフォルトフォルダ(Web/Public/Multimedia/recordings/Downroad)が削除できない(非表示は可能) ・ 最初から余計なサーバ機能が有効化されまくりなので、セキュアなNASを使用するなら停止推奨 コントロールパネル → システム → システムサービスを見てみよう ・ スループットは1GbEのRAID1(3TB*2)環境でベンダー公表値が出た ・ セキュア設定はSynologyの方が親切 ・ ストレージプール、LUNと聞き慣れない用語が出てくるので初見だと意味が分からないかもしれない。 ・ スナップショット機能はあるが、商用ストレージでは便利だが、個人利用では不要な機能 スナップショット ≠ バックアップでは無いため、消えると困るデータは別ディスク(USBHDD等)に保存するのが良い 耐ディスク性能を求めるならRAID1にするればなおよし ・ しっかりとしたシスログ、意外と見やすい ・ 初期インストールがまずかったのか、3TB×2でRAID1でプールを作成したが、何故か300GB程度のLUNが1つだけ作成された 個人的に複数LUNは必要無いので、300GBのLUNを削除し3TBのLUNを再度作成したが、何故作成されたのか不明。