悪くない 自分のミス
自分の足サイズは24.5なのだが、以前に26ぐらいまで対応できるモンベルのチェーンスパイクをキャラバンのグランドキングに使ったところキツキツだった。 その経験からごついインシュレーター入りの靴やオーバーシューズを装着することを考えて余裕をもってLサイズを購入した。 この手のソールの柔らかいトレッキングシューズなどにも対応する、シャフトに柔軟性のある10本爪アイゼンはあまりそういうごつい靴のことを想定していないと勝手に思い込んでいたからなのだが、このアイゼンに表記されているサイズはちゃんとした三季用の登山靴のものが前提のようで、24.5のグランドキングには少し大きすぎた。
結果、つま先側の固定ベルトの付け根がクリアランスをだいぶ大きめに作ってあるので相対的に靴の足先が飛び出してしまい、10本爪アイゼンの控えめな前爪があまり用をなさない状態に。 この商品自体ピッケルを使うような厳しい登攀や大きい荷物を持ったテン泊縦走で使用することを推奨していないのでそれでもいいのだが、ちゃんとジャストサイズ（S）ならもっとマシな感触だったろう。ただ、他の方が書かれている「踵部分のホールドが浅い」という弱点がどうなるかだが・・・。
感触としては、25ぐらいまではSサイズでよいのでは？という気もする。
あと、気温マイナス10度前後、深雪でひざ下ラッセルをしていたら案の定ゴムの蛇腹部分に雪が詰まってベルトがすっぽ抜けた。しっかりしたトレースができていて雪が被ることがないのならいいが、深雪のラッセルとなったら付属の脱落防止プラスチックキャップを装着しないとダメだろう。ただ、これは面倒臭がって装着しなかった自分のミスなので減点対象ではない。雪詰まりによるすっぽ抜けはこの手のゴムバンド固定式アイゼンの宿命みたいなもんなので、避けたいのなら面倒でもベルト固定式の方がよいだろう。
購入、即冬山で使用しました。
装着には両方あわせても１分とかかりません。非常に簡単です。
１０本爪は初めての使用ですが、何の違和感も無く安心して歩けました。
しかし問題があり長さ調整のボルトが緩んでくるのです。
ボルトが緩むと前のつめが伸びてくるので非常に歩きにくくなります。
帰宅後再度きつく締めましたが、また歩行中に緩んできました。
対策には締め付け用のレンチを持ち歩くか、ボルトをナット止めしないといけません。
購入される方はこの点に注意が必要です。
日帰り登山用のライトトレッキングブーツと、縦走用のゴツいトレッキングブーツ(上位のgrandking)を所持しています。
このアイゼンはライトトレッキングブーツにはぴったりフィットするのですが、ソールに厚みがあるトレッキングブーツではガッチリと固定されずに、踵がスッポ抜けます。
それは以下の理由に起因します。
- 踵にひっかけるベルトの位置が低すぎる(引っかからずに下にずり落ちる)
- ストラップ式に比べて、上下の固定力が低い(ストラップだと固定ポイントが多い。固定ポイントも踵にも近い)
トレッキングブーツで使用するため、grivel の g10 wide を買い直したのですが、g10 のほうが全体的に強固な作りになっておりホールド力があります。
g10 は今のところゴツイトレッキングブーツでも問題なく使えています。
今となっては遅いのですが、フィット感を確かめるためには前後左右に引っ張ってみるだけでなく、靴から引き剥がそうとする力に耐えられるかもチェックしておくべきでした。
純粋なアイゼンとしての性能であれば g10 のほうが高いと判断しますが、ライトな靴であれば値段や重さなど考えてこちらを選ぶのもありかもしれません。
靴依存があると思いますので、購入を検討されているかたはショップに自分の靴を持って行って確認したほうがいいですよ。
ちなみに、black diamond のアイゼンは靴との相性が結構うるさいらしいので、これも試したほうがよいとショップ店員さんが言っておられました。
12月末の塔ヶ岳で使ってみました。
軽快さは6本爪と変わらず、安定感は上ですね。
ラチェット式の着けやすさも高評価です。
厳冬期の高山で使っちゃいけないでしょうが、そもそもそういう製品ではないので
この評価です。
山歩き初心者ですが、達人に連れられて雪（氷）の川を渡ってきました。
アイゼンも初めて買いました。
上から見た靴のシルエットから刃がはみ出さないので、ゲーターに引っ掛かったり前刃でつまづいたりすることもありませんでした。
装着も簡単でしっかり靴に固定され、いい感じでした。
私のような初心者があまりハードでない氷のルートを行くのにはお勧めだと思います。
積雪のあるところではお尻をつくとズボンが濡れます。このアイゼンはラチェット式なので簡単に装着できました。爪が短いのであまり硬い雪（氷）には向かないようですがこの10本アイゼンは、思っていたより大層でなく、また6本爪より急坂の上りには登りやすそうです。
