USB型テスターは購入は本器で3台目です。 これの利点は安いのに積算計付き、安い割にデザインがチープではなく多少まともなところです。 積算計は1mAh単位で1万mAhの単位まで測定できるようです。 積算計付きはこれ以外では1000円を超えて1300円あたりが相場のため、500円未満で買えるこの個体はなかなか良いです。 逆にデメリットは、 1)バックライトが明るすぎて、昼夜問わず煌々とバックライトが光ってしまう点です。(液晶の視認性は良好です。) 2)さらに、アンペア系は0.01A以下はそもそも桁もなく、例えばドライブレコーダーの停車中監視機能、動体監視機能が正常に動くかどうか、といった0.007A(70mA)程度の微弱な電流の測定が出来ず、微弱な電流の消費やリークを測定したい私の使用用途には残念ながら向きません。 3)とどめに、0.01A(100mA)以下の電流が継続すると、本器が電流が流れていてもシャットダウンしてしまい、測定が出来ないばかりか電源をOFFされてしまいます。 実用レベルのリーク電流防止にはいいかもしれませんが、100mA以下の機器の接続や使用が出来ない仕様になっています。ここはぜひ注意していただきたいです。 なお、1300円から2500円程度で販売されている別のUSB型積算計付テスターは、アンペア系の解像度や微弱電流の検出には問題なかったです。ただし私の個体は2ヶ月で液晶が故障しました。 値段と機能など、各製品、一長一短あると思いますが、大電流しか要求しない機器の積算値(Ah/mAh)を知りたい方には向いていると思います。 ただし、微弱な電流の測定やトリクル充電する機器の接続や測定には向かない事も併記しておきます。