Nationalのポットを10年近く使っていました。(今のPanasonicですね。名前からもいかに長年使っていたかがわかります。) そもそもNationalのポットをそれだけ長く使っていたのも、途中で買い換えた象印(中国製)のポットの品質が最悪で、お湯は臭いはすぐ壊れるわで半年ほどで使用不能になってしまい... 仕方なくNationalのポットを現役復帰させて使い続けるハメとなった経緯がありました。 しかし今回、ついにその10年選手のNationalさんのポットが壊れてしまいまして、前回と同じ轍は踏まぬと、象印を除外して手頃な価格のポットを探し、この商品にたどり着きました。 まずこの商品が最初に届き、お湯を沸かした時点でかなり嫌な予感がしていました。と言うのも、前回失敗した象印のポットを購入した時と同じ匂いがお湯から立ち込めていた為です。 あっ、これはまずいなと思い、今一度Amazonの商品ページを細かくチェックし、また質問欄を読み返すと、中国製の文字が。 中国製なら中国製とタイトルに入れて欲しいですね。特に日本のメーカーなら尚更です。誤解を招くと知っていてマイナスを隠す為にあえて表記しないのは商品取引上のグレー行為といえます。 とにかく、お湯が臭い時点で決めつけるのは良くないと考え、一度お湯を給湯口から捨てて、ポット洗浄を行い、さらにもう一度煮沸を兼ねて湯沸かしを行い、もう一度給湯口から捨て、再度湯沸かし。 結果は当然ですが、お湯は臭いままです。 鉄臭いというか錆臭いというか消毒液臭いというか。 象印の悪夢がこのタイガーでも再現されてしまいました。と言うより中国製の悪夢か。 臭いだけで飲むぶんには問題ないのではと思い、試しに少しだけ飲んでみたところ、最初は臭いだけで我慢すれば飲めるなと思っていたのですが、数十分もすると喉にイガイガと違和感が。風邪の時の喉が張り付いているような感覚に襲われました。 不思議に思い上蓋をタオルで拭いてみたところ、驚きました。赤錆のような物がビッシリ。(写真参照) 飲料物のためのお湯を作る機械の、まさに製造部分がこの状態って、一体どういう作り方をしているんでしょうか...。 この赤錆のようなもの、かなり強くこすってやっと全て落とせたかというレベルでこびりついていました。見た目には気づきませんが相当ビッシリついているようです