タイヤ・コーティング剤と謳っているが、確かに施工するとタイヤ表面に 薄く被膜が付いたように感じるのは気のせいか。 それと同時に砂埃が付きにくく感じるのも事実。 仮に付いたとして、ウエス等で拭きとれば簡単に落とせる。 しかし、この商品に対しての一番の関心は、 艶がどうなのか。効果期間。 艶に関しては・・・塗布直後は、正直、この程度か、と 思ったが10分程度経過した後は艶が出る。 ギラギラした感じではないので好み。 2週間程度は艶が残る。但し、数回重ね塗りをすることで その期間も艶も伸びるし、艶が何となくではあるが落ち着いた 感じにはなる。 重ね塗りをする場合、タイヤ洗車は特に必要なく、乾いたウエスなどで 表面の埃などを取れば良い。 附属のスポンジにややトロっとした白い液体をわずかに付けて 塗布していく。ホイールとの隙間(何と言う名前なのか分からない)にも スポンジの先端が入るので塗りやすい。 また、フロント・ガラスとワイパー駆動部にある未塗装樹脂の 部分も経年で白化して、みすぼらしくなってしまうが その部分にも塗布すると見違える。 ある意味、タイヤの光沢より気分が良い。 この部分を施工する場合は当然、フロントガラスに 液体が付着しないように、マスキング・テープで養生する。 乾燥に約10分(夏季)~15分(冬季)程度。 塗布後、乾燥してからであれば走行しても車体に飛び散る事はまず、無い。 製品のクオリティは安定。 同社の製品という事で若干の安心感も。 しかし、とにかく価格が高い。 もう少し安ければ、洗車の度に塗布する。 量販店やAmazon、どちらも高い。 もう一つ、結構強力な皮膜性があるので、手や指に付くと洗浄するのに 意外と苦労する。 手や指だけでなく、車のボディや窓ガラスに付くと落とすのに苦労する。 施工前に薄手のゴム手袋の用意とボディやホイール側に マスキング・テープで養生作業は必須。