まず、なぜ2.4GHzと5GHzで別々のSSIDを設定できるように作らなかったのか。 無線LANについて多少ご存知の方であれば分かると思いますが、ここが本当に理解に苦しみます。 商品情報にもSSIDが共通ということは意図的なのか不要だと判断しているのか書いてありませんし、その時点でこの製品の開発者、大丈夫?となってしまいます。 接続する帯域は自動的に切り替わるとは言え、あまりにも頻繁ですし売りのバンドステアリングもチューニングが雑すぎます。 端末ごとに優先帯域を設定できますが、それに縛られるということはないため端末ごとに帯域を固定する使い方は不可能です。 子機側の機器によると思いますが、切り替わるたびに通信できない時間が数秒〜数十秒ありますし、まさに帯域切替暴走マシーンと言わざるを得ません。 再接続が頻発するため子機側のバッテリー消費にも影響が発生する可能性があります。 ちなみに私はiPhone等のiOS機器でゲーム等するので、割と頻繁に無線通信をする必要があるのですが、とても「実用」に耐えませんでした。 Buffalo側にとっては想定していない使い方なのかもしれません。 謳い文句にある通り4k映像のストリーミング等通信が継続し続けるような使い方であれば安定するのかもしれません。 あまりにもストレスフルだったので既に他社製の製品に変えてしまい、使用していません。 突飛な見た目とあたかも使えそうな機能を謳うことでライトな消費者に単価の高い製品を売り込む戦略なのかもしれません。 インターネット通信はすでにインフラと呼べるものですから、電気や水道と同じくシンプルで安定した使い勝手と千差万別な家庭の電波状況に対応できる、ある程度自由がきく製品こそが消費者の求めるものだと思います。 購入を検討している方、イメージ戦略に惑わされず、他の製品も検討をしてみてください。 このポンコツは次のような方におすすめです。 IPv6接続をしたい方。 有線で接続したい方。 無線でもあんまり家の中で移動しない方。 頻繁に通信を行わない方。 等でしょうか。 それなりのお値段ですし買われる方はある程度覚悟してからポチるのをお勧めします。 ファームウェアのバージョンアップで中継機に対応したようです。 「メッシュネットワーク」という文言で中継機も売りたいようです。 確かに何台か中継機を設置する