先日購入し、インスパイアUC1に取り付けました。 簡易なプラ製のスペーサーが付属していますが、メーカーHPによると私の車ではこれだけでも取り付け可とのことでした(ウインドーとの干渉も全くありません)。 スペーサーはプラの厚みもほどほどにあり添付品としては十分だと思いました。 自分の場合は共振を抑える意味で、スペーサーの質量を上げるため裏面の隙間に粘土をきっちりと詰めました。 粘土はエアコン配管用のものが 耐水/対乾燥性/縮まない/安価 な点でオススメです(左右で100gも使いません)。 純正スピーカーは壁(=ドアのベース鉄板)から27㎜頭が出ているのですが、スピーカー + スペーサー + 付属スポンジではせいぜい22㎜でした。 そこでエプトシーラー20㎜厚を別途購入し、でコーン周囲を覆うように貼り付けて、隙間を埋めました。 あとは接続ですが、残念ながらホンダ車の場合は変換ハーネスが付属されていません。 付属のタップで純正ハーネスを切断する必要があります。 私はこれが嫌なため、ホンダ車のスピーカーコード変換ハーネスを購入しました。 Alpineの場合は他社製に比べスピーカー裏面の端子が両極とも1回り大きいようなので、これに適応した平形端子に加工して接続しました。 肝心の音についてです。 純正ではもともとトゥイーターがダッシュボードについているため、2ウェイのこの商品を取り付けると若干高域が強めとなります。 聞いた感じでは自然な低域が少し乏しく、中域/高域が目立つ元気な音といった感じです。 ピュアオーディオのセオリーでは指向製の強い高域用トゥイーターは耳の高さに配置されるのがベストですが、足元から高域が出てくることによる広がり感も車内で聴くと悪くありませんでした。 自然だった純正のスピーカーでの音場からすると、やや不自然な音になりますが、輪郭のくっきりした元気なサウンドになります。 音量を結構あげても飽和することなく、しっかり聞かせてくれます。 迫力のある低音を卒業した方(特にボーカル好き)には、価格も考慮するとオススメできます。 参考 インスパイアUC1の内装分解の情報ですが、webで調べても参考ページが少ないです。 ですのでアコードCL7で検索しましょう。 ほとんど分解方法が共通で、おそらく純正の取り付けスピーカーも共通です。 異なる点は、トランクオー