バッグに2万円(定価ベース)、と聞くと、貧乏人ライダーにはどうしても尻込みしてしまう内容。 しかし、キャンプツーリングなどに誘われて、ホムセン箱に頑張って積載していると、やってくる人の中に大抵一人はこれを積んだ人がいる。 「ずいぶんでかいバッグだね」 「全部入るので非常にいいですよ」 「高いんだよね」 「amazonなら1.5万円で手に入る品ですよ」 しかし、自分のホムセン箱も相応に大きい。 今使っている中身はすべて収まるのか? 79L?見た目からそんな感じには思えないが…? 臨時収入があったので、せっかくだからとオーダー。 届いて開けてみると、そんなに大きくない。 そりゃそうだ、きれいに畳まれていた。 広げてみると結構大きい。これってどうなんだろう。 早速、先日キャンプから帰って無理矢理納めていたホムセン箱の中身を移し替える。 すると、 ・テント ・シュラフ ・インフレーターマット ・グランドシート ・コッヘル ・小型BBQコンロ ・調味料類 ・小さなフライパンと蓋 ・食器類 ・サンダル ・ペグ類 ・ペグハンマー ・椅子 ・テーブル ・調理小物 と、一通りが無拡張で収まってしまった。 拡張すると着替えさえ入ってしまうし、この時点で上部にある防水型カバー部とゴムバンド、側面の筒状ホルダー・ケースを一切使っていないので、実際にテントなどをホルダーに回せば、実質的な容量はさらに拡大するということになる。テントなどをいわゆる「ウルトラライト」にすれば、お土産なども入ってしまうのは間違いない。 「実際に使っている人を見る」 「その人から聞いた『本物の』口コミ」 また、「メーカーの非(?)公式Twitterアカウント」など、いろんな理由があるけれど、 たいした宣伝がなくても、売れている理由は、ただ一つ。 「現実に使っている人の現実味あふれる発言に勝る宣伝は、マイナスもプラスも、これ以上ない」ことに尽きるのだろうと思う。