いろいろ調べて、マキタの中でもいちばん評判のいいこの機種(CL107FDSHW)を買いました。 目からウロコが落ちるほど使いやすい。さっと手に取って、すいすい。もう、いままでのコード式の掃除機は、押入れから出す気にもならないレベル。 吸う力はコード式に比べたら弱いです。なにしろ、いちばん強いパワフルモードでも吸引仕事率32w。ふつうの掃除機は640wとかなのだから当たり前。そこは過度の期待をしないほうがいいと思います。 しかし。 ホコリ、髪の毛、猫の毛、猫の紙砂、といった日常的なゴミは、十分吸えるように設計されているんです。 我が家は、2LD K、55平米ぐらい。主にフローリングで、一部屋だけ毛足の短いループカーペットです。猫がいます。が、ふだんのお掃除は本機だけで十分なかんじ。ヘッドが小さく極薄なので(ごつい高機能のヘッドに慣れている目には、驚くほど原始的)、狭い家具の下とか、トイレの便器まわりとかも楽勝で吸えてしまう。これはすばらしい。 このクリーナーのいちばんの活用法は、とにかく手近に出しっ放しにしておくことだと思います。しまいこんだらダメ。ちょっとでもゴミをみつけたら、すぐかける。1日に2回でも3回でもかける。軽くて小さいので、まったくおっくうではありません。その結果、たいして吸引力が強いわけでもないのに、つねにチリ一つ落ちていない部屋が実現されてしまう。掃除の意識改革みたいなクリーナーだと思います。使い始めて1カ月ですが、じっさい家じゅうがきれいになりましたよ。 逆に言えば、部屋がマックスに散らかってからようやく重い腰を上げる、という性格の人には向かないと思います。汚し屋さんのお子さんがいる家庭にもきびしいかな。たぶん不満が残るだけです。家が広い方にも、不向きでしょう。 集塵は、私は紙パック派です。サイクロンアタッチメントとかをつけると、せっかくの小まわりがきかなくなりそうだからです。 (いっしょに買ってよかった別売付属品) ①替えバッテリー。常に片方を充電しておいて、切れたら差し替えつつ使います。こうすると、パワフルモードで30分は余裕で使えます。充電器は壁掛けにしておくと邪魔にならなくていいです。少し音が大きいので、居間から遠いところに設置するのがおすすめ。 ②ラウンドブラシヘッド。掃除中ポケットに入れておいて、デスク上とか、棚とか、配線コード回りに