テクノ御用達伝説リズムマシンです。 いろんなジャンルに使われまくっているので、テクノ信者じゃなくても、これの音はどこかで聞いているはず。 で、このモデル(見た目)は、80年代当時の雰囲気を継承?意識?して作られたものですが、 ただただ909のドラムの「音」が使いたい!!ていう人は、もっと安価なサンプリングCDが出ているので、これを買う必要などないし… じゃあ、これを買う意味はなんのためか、というと「所有欲」だと思います。 しかもタイトルにも書いたように、変な話いわゆるキャラクターグッズ、今では伝説ともいわれる「TR-909風」なので高いのだと思います。 「この見た目じゃなきゃヤダー」っていう、一部の、ほんっの一部のマニアの為だけの機材なんじゃなかろうか? これ買ったとき、楽器屋さんも「出る時期が遅すぎたね、もう数年以上前に出てれば…」と言ってました。 で、触ってみての感想ですが、まず、機械オンチにはきついだろうと思います。専門的な音楽の知識は必要ないんだけどね…。 あと、ほかの人もおっしゃってますが、つまみが小さすぎ、隣のも回ってしまいそう。 それと、個人的なことですが、こすれてマニキュアがとれそうです。 そして、シフトボタンが真っ先にイカれそうな気がします。右にボタンが並んでいて、ボタン下は数字とかでその下はオレンジ色なのですが、シフトを押しながら数字ボタンを押すと、オレンジの色の方の機能になるのですが、それがしょっちゅうシフト押さねばならない上に、このシフトボタンがやはり安い素材で、すぐに接触悪くならないか、と思います。 あと、機材自体のことではないですが、説明書がイヤすぎます。一般的な説明書のように本のような形ではなく、地図?みたいなのが折り曲げて入ってきます。これだといちいち折り畳みするうちに、折り目が破れてきます。実際私もちょっと破れて、これはまずい、とコンビニにコピー取りに行きました。 そして、説明書には乾電池4コと書いてありますが、どこに入ってるかわかりづらく、説明書にウソ書いているのか、思いました。さりげなく、箱の内側面に入っています。 まあ、不満も大量にありまくるのですが、手に入れてよかったと思います。 かわいいですし。