切手代にも満たない値段でこの音、USB電源でパワフルに鳴らす効率の良さ、すばらしい!の一言です。 ただ、電源ON/OFF時のポップ音は気になっていました。 どなたかがMUTEは内部でVddにプルアップされていると書かれていたので、だったら「コンデンサー付ければいいじゃん!」 と思ってやってみたら思いのほかうまくいったのでお知らせします。ご参考にしていただければ幸いです。 Muteの5番ピンとGND間にたまたま手元にあった1μFの積層セラミックコンデンサを入れてみたら電源ON時のポップ音は消えました。 7, 8秒で立ち上がります。切ってすぐ立ち上げても自分のPCでは大丈夫でした。 やや長いので0.47μから1μの間でお好みで調整されると良いのではないかと思います。0.1μでは小さすぎでした。 電解コンデンサーでも問題なく働きましたがより小さい積層セラ等が使いやすいと思います。 それから難しいと言われていた足上げも先の細い解剖用ピンセットで引っ張りながら半田ごてを当てたらひょいと一発で持ち上げられました。 なおOFF時はONに比べると音量が小さいのと単純にはいかなそうなのでどうしようかと考えているところです。 <追伸> 電源OFF時も簡単な部品追加で対策できましたので追伸します。回路図はpam8403と追加した部品以外は省略しています。 電源ON時は0.47μFのコンデンサーの充電電流でmuteをかけ、電源OFF時はPNPトランジスタが先回りして検知しmuteをかけます。 コンデンサーだけだと電源をすぐに入れなおしたときポップノイズが出てしまったのですが、トランジスタが瞬時に不要となった電荷を 飛ばしてくれるのでそれも解消できました。しかも電源OFF時のトランジスタの駆動にはその電荷を使うという一石三鳥です。