趣味もITな零細IT屋さんです。最近synologyのNASに惚れ込んでいるので、ルータもどんなもんなのかと買ってみたレビューです。 なぜ前のRT2600acではないのかって? そりゃ新しいモノのが欲しいし、置き場の制約であの大柄な製品は入らないので。。 --- 個人宅ではBuffaloに始まりIODATAやELECOM等の国内メーカー、直近まではASUS製のルータを使用していました。 これらは、ハード屋さんが作るいわゆる普通のWifiルータで、基本的には「クライアント(パソコンやスマホ等)をインターネットに繋ぐこと」だけが目的な、専用の機械で、設置して一旦設定したら、もうあとは基本触らない。 で、そこでこの製品。 タイトルにもある通り「ソフト屋さんのルータ」で、個人で入手可能な価格帯としてはだいぶ多機能。 詳細な機能レビューはその筋のレビューサイトにお任せするとして、個人的にとてもオススメしたいのが「SafeAccess」と「VPN Server」の2機能。 おすすめ機能① Safe AccessはRT2600acの頃からペアレンタルコントロールとして提供されていた機能だそうで、「利用する端末をまとめて、ウェブフィルタをかける」ことができる。 (2018/1/13時点でかけられるフィルタの種類は画像を参照) しかもこのフィルタ、時間帯別にON/OFFを切り替えることもできるのでより細かな運用設定が稼働。 もしフィルタに引っかかっていても見たいなら、リクエストを送信して、管理者に個別許可を求めることもできる。 (ちなみにこの「フィルタに引っかかった」通知は、スマホのアプリで通知を受け取れる) ついでに端末側の設定は一切不要。このルータにWifiで繋ぐかVPNを経由すれば自動的にフィルタが適用される。 おすすめ機能② VPN ServerはL2TP/IPSecという規格に対応していて、iPhone標準のVPNからでも接続できる。 セキュリティの怪しいOpen Wifiを利用しなければならない時、ちゃんとVPNトンネルを経由できる安心感は絶大。 そのほか、明らかに企業向けだが、WebVPNという内部Webサイトにアクセスをリダイレクトしてくれる機能や、別途ライセンスが必要なもののSite to Site VPNという多拠点間をVPNで繋いでくれる機能もある。 (