¥22,540で購入。ドルビー・プロロジックの頃(トシがバレる)、単体のサラウンドプロセッサーにステレオアンプ3台を繋いでいた私から見ると、AM/FMチューナー、5chのアンプ内蔵でこの価格は、頭がおかしくなりそうな安さだ。 仕様を確認すべくヤマハのウェブサイトで見たら、希望小売価格は48,000円だったので少し安心?したが、それでも安いと思う。 付属のマイクを使い、各スピーカーの音量・音質・遅延時間?を自動調整する機能にものけぞる(大袈裟)。プロロジックの頃は、自分の耳でホワイトノイズを聴き、手動でアンプのボリュームを(ry) もっとも、現物(マレーシア製)を手にすると、チープさを感じる部分はある。箱から出して「軽っ」。個人的には、AV機器は10kgくらいの重量がないと頼りなく感じるので、RX-V383の7.4kgは軽い。 また、スピーカーの接続端子が、前左右はバナナプラグ可のネジ式、センターとサラウンド左右はバネ式。バネ式であることに文句は言わないが、ネジ式の方も含め大きさには不満がある。太いケーブルを使うには、ターミネーターが必要だ。 とは言え、日本の庶民の住宅事情では、これ以上のものは必要ないと感じる。もちろん、趣味の領域のものだから高価な上級機を買うのもいいが、AVアンプはコレにしておいて、スピーカーにカネをかけた方が効率はいいと思う。私の判断では、ペアで10万円クラスまでのスピーカーなら、このRX-V383で音楽もいけると思う(試してはいない)。ペアで20万円クラスになると、アンプも上級機が欲しくなるかも。 (RX-V383は、アナログ・ステレオの音声入力を2chで再生する時も、信号を一旦デジタルにしている。音楽用のサンスイと同時に鳴らすと、聴いた感じで50~100ミリ秒程度の遅延があるので、そうだと思う。私は基本的にPC出力(HDMI)しか使わないので関係ないが、ソースがアナログの場合には気分的にモヤモヤする点だ。) <良い点> ○安い。 ○前面の見た目は安っぽくない。 ○映像視聴時の設定は、とりあえず‘Standard’にしておけばOKで手間いらず。 ○各スピーカーのバランス調整が自動ででき、簡単便利。(もっとも、これを基準にして自分で微調整した) <不満点> ○既述のとおり、スピーカーの接続端子が小さい。バネ式なら、大きくてもコスト