組み込みに結構苦労しましたが、取り付け後は写真のように、かなりカッコいい感じに仕上がりました! ケースはNZXT H700、グラボはASUSのSTRIX RTX2080 OCモデルです。 このPCケースはグラボの縦向き設置が非対応なのですが、写真のように縦向きに設置できてしまう万能パーツです。 最近流行りの魅せるPCに最適だと思います。 取り付けは簡単・・・とまでいかず、結構苦戦しました。 他のレビューにある通り、ホルダー固定のライザーケーブル(メス)にグラボを挿し込んでも、きれいに挿し込めません。 位置調整できるようにネジ穴が数か所空いているのですが、どこに合わせても合いません。 若干無理矢理挿し込んだら、ラッチ側は固定されていますが、反対側が若干浮き上がってしまいます・・・。 さすがにこのまま使用するわけにはいかないので、ホルダーとライザーケーブルの固定ネジを外し、付属のクッションを挟んで高さだけ合わせて挿し込みました。 グラボを固定する前に、グラボに接続するケーブル類はあらかじめ接続しておいた方が、取り付けやすいです。 私はHDMIとDisplayPortを1系統ずつ使用するため、PCケースのPCIスロット1スロットだけカバーを取り外し、その隙間から、それぞれのケーブルを突っ込んでグラボに挿しています。 後は、PCケースのPCIスロットの4か所のネジで固定して設置完了です。 ライザーケーブルを使用すると、信号が減衰してマザーボード直挿しよりも性能が劣るとの情報があり、どの程度落ちるのか若干心配でしたが、私の環境では、なぜか直挿しよりも若干良い結果が得られました。 (Cinebenchやゲームのベンチマークを数回動かしましたが、なぜか良い結果が得られた。) 理由は分かりませんが、環境要因が大きいと思うので、鵜呑みにしないでください。 あと、設置後は、ホルダーの設計上、PCケースの右側にずれます。 ケースやグラボの長さによっては、干渉してケース内に収まらなくなる可能性がありますので、購入する際は、寸法を確認した方が良いと思います。 この手のパーツは国内ではほとんど見かけません。 お気に入りのPCケースでグラボを縦向きに設置したい方にはお勧めです。