松下電器産業から独立した三洋電機はその後数奇な運命を辿り、分社化、部門売却、経営統合を繰り返しながら、ようやくパナソニックの子会社になりました。元々、充電池開発の技術力が高く、OEM供給でも定評があったことから、当時の「エネループ」ブランドが残り、パナソニック製品として販売され続けています。 エネループが発売されたときのキャッチフレーズは「買ったときから使える充電池」。ニッケル水素充電池は自己放電率が高く、数週間で放電してしまい、使い物にならないものが多かった中で、エネループだけは別格。 通常品より3割ほど容量が増えての登場です。