【照明はストロボだけ…の方に勧めたい:撮影品質がワンランク上がるLEDライトキット】 概要 ●01:FOSITAN解説 ●02:特徴 ●03:キット構成 ●04:明るさ・角度調整・改善して欲しい点 ●05:まとめ・注意点 ●オススメの方:室内での撮影、特に動画品質を向上させたい方に ●01:FOSITAN解説 日本ではまだ馴染みのないブランドながら創業は2006年。中国電化工業の中心地でもある深圳を拠点とするファクトリーブランド。工場直販で低価格のカメラ周辺機器、特にライト、フラッシュ関連機器を得意とする。アメリカAmazon.comでもランキング上位を獲得し高評価を得ている様子。 ●02:特徴 本機器のポイントは3点。低価格・軽量・付属品の充実。ただ、低価格は機能面での不安がある。その点を実際に使ったレビューを交えて記載してゆく。 ●03:キット構成 安価ながら多数の付属品がある。ざっくりまとめておきたい。 ・高さ調節可能なスタンド ・カメラ(スマホ)マウント ・ディフューザ(色調調整のフィルタ:白・オレンジ) ・キャリングケース 必要なものは全て付属されている為、買い足さなければならないものはありません。 ●04:明るさ・角度調整・改善点 本機はLED光を前面の薄い反射板で間接光に変える照明方式。その為、明るいが人物撮影時には眩しさを感じさせない光となっている。その分、砲丸式LEDの生光と比べると少し暗い。が通常の室内使用なら問題無い光量だと思われる。 個人的には15㎡の部屋で80%の光量で撮影。もっと光量が欲しい場合はLED発光体をカバーする黒い素材をカッター等で取り外しLEDの生光を前面にも漏らすと良い。15%ほど光量が増える(改良は自己責任)。 角度は左右に調整でき、LEDリングは上下にも可動する。そのため角度調整は容易。このお陰でソフトボックス代わりにもなる。LEDならではのコンパクトさと薄さ。また折りたたんで収納できる点は好み。 リング型の為、カメラの前で直接点灯することができ、暗い領域と影を最小限に抑えることができる。複数光源を設置しなくとも主被写体の光を制御できるのは使い勝手が良い。 ただし、改善点はホルダー部。商品ページの写真には一眼レフで使用している事例が掲載されているもののホルダーは華奢。スマホには良いが一眼には少し心もとな