このケースは片面がアクリルになっていて、伴って内部をディスプレイすることを意図した作りになっています。 「電源ユニット」も、「3.5インチHDD」も、収納するスペースは下部にあり、アクリルパネル側からは一切見えません。 電源ユニットで使用しないケーブルを下部の見えないスペースに押し込み、必要なものだけ上部スペースに引っ張りだしてこれます。 また、3.5インチHDDへの電源ケーブルも見えません。 取り付け取り外しには、アクリル側でなく「金属でできた側の面」を開けて作業する必要があります。 重たい装置を下部に配置できるので重心が下がり、PCを安定して置いておけるメリットもあります。 これらは次の順序で作業した方が良いです。 先に電源ユニットを取り付けると、3.5インチディスクの固定で使う”螺子回し”の柄が干渉するからです。 1、「3.5インチHDD」の取り付け 2、電源ユニットの取り付け いずれも、 マザーボードに接続するケーブルは、ケース下部の穴から通してメインスペースに渡します。 各スペースとも排気も考慮されて空気の通り道があります。電源ユニットの吸気ファンはケースの底面を向くように取り付けます。 SSDについては振動もなく向きにもこだわらないので、マザーボードの収納スペース側に、取り付けられるようになっていました。 「5インチベイ」は通常のケースと同じようになっていました。 初めてこのケースを使う場合には、以上の機能性によりPCの組み立てに迷い、いつもよりも時間がかかるでしょう。 しかし、慣れてしまえば問題ないと思います。