ネットワーク経由で赤外線リモコン信号を送信できるデバイスです。 照明やテレビ、エアコンなど各種の機器のリモコン信号を送信できる他、登録されてない機器でも学習モードでリモコン信号を覚えさせることができます(学習モードで本機に向けてリモコン信号を発することで、本機が信号を記憶できます)。 赤外線リモコンで動作する機器であれば、多分どんな機器でも操作可能です。たとえばテレビなどは電源・チャンネル・音量の他、必要なら外部入力切替えやらアンテナ設定やら、なんでも操作可能です。 本機の各種設定は専用のスマホアプリで設定します。タブレットでも可能です。また、そのアプリから本機の操作も可能になります。インターネット経由なので、リモコンの届かない場所(たとえば旅行先など)からでも、部屋に設置した本機を経由して自宅の家電を操作できます。これは便利です。 が、こんなに便利な本商品ですが、スマートスピーカーで音声操作しようとすると大変貧弱。Google Homeでは本機に登録した家電のうち「照明」しか操作できません。その内容も「オン・オフ」のみ。明るさや色合いなどは音声操作できません。また、テレビやエアコンはそもそも操作対象にも入っていません。商品説明には「OKグーグル、エアコンをつけて!」などと書かれていますが、そのままではエアコンの操作はできません(注:追記に記す通りエアコンが操作可能となりました)。 ただし、エアコンのリモコンを「照明器具」として登録し、その照明器具の名前を「エアコン」という名前にすれば、照明を操作するという形でエアコンを音声操作できないことはありません。けれどもこの場合も、操作できるのは電源のオン・オフだけです。また、不用意に「照明をつけて」などとGoogle Homeに言おうものなら、明かりの他にエアコン(など、照明器具として登録した家電製品全部)まで動作してしまうオチがつきます。 こんなことになっている理由は、Googleアシスタント自体がまだテレビやエアコンの操作に正式対応してないらしく、本商品はGoogleアシスタントの標準操作に準基した動作をするよう設計されているためだとか。なので家電の音声操作が貧弱なのは、Googleアシスタントの側の問題ということになるのですが、それにしても、ねぇ。 ちなみにIFTTTにも対応していません。なので自分で音声コマン