歴史的アーカイブ:2013-08-17

値崩れしていたのも購入動機の大きな要因です。 SONYのPCM-D50ユーザーなので比較して気になる点から、レビューします。 まずはマイクの感度が低いのかマイクカバーが厚いせいか、 抜けの良い録音をするためには外部マイクを使用することをお勧めします。 録音レベルの調整がややしにくく、ボタン操作やレベル調整のノイズが入ってまう為、有線でも良いのでリモコンを別売して欲しいと思います。 DSDの印象はPCMと比べて圧迫感のない(悪く言えばメリハリの少ない)音という感じです。 LINE INによるアナログレコード録音等を試してみないと違いが味わえないのかも知れません。 おいおいレビューを更新してみたいと思います。 PCM-D50比で体積/重さが約半分と持ち運びには楽ですが、プラスチッキーな外装や設定のメニュー階層の深さ等気になる部分はありますので、使い倒して気長に評価をしてみようと思います。 バッテリーの持ちですが、eneloopのスタンダードで内臓マイクによるDSD録音で、こまめに電源を切ったりして 約1.5時間で50%の消費です(あまり燃費が良いとは言えないですね)。 使っていて気になったのが、録音レベル設定が内蔵マイクとLINE-INでかなり感覚に差がある事です。 内蔵マイクでは比較的低めの感度のせいかレベルを上げないとかなり低めのレベル録音になってしまいますが、 LINE IN録音の場合はー10dB位にしないとすぐクリップしてしまいます。 内臓マイクとLINE IN録音を煩雑に切り替える場合は、気にしておいた方が良さそうです。 また、たまたま私の個体だけかもしれませんが、アナログLINE IN入力でManual-Level設定でDSD形式録音した場合に、クリップノイズが乗る という現象が発生しました。SDHCカードの相性でも、アナログケーブルによるノイズ混入でもなく、 最終的には、本体側の「REC SETTING」で「St.Enhanser - OFF」と「REC Start Mode - Normal SW」 にすることで解消しました。(MR-2 システム Ver.1.1.0) 使用SDメモリは ・【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 (無期限保証) TS32GUSDHC10E (
自分は鉄道写真のサポートとして鉄道無線の傍受を目的としていて、それ以外にレシーバー自体には高い性能は求めていないし興味もない。 過去にVR-150を所持していたが、操作がシンプルで、特にメモリダイヤルとボリュームダイヤルが別々な点は良かった。 この機種ではボリュームボタンを押しながらダイヤルを回すなど、片手での操作がし難く、小型化という面もそれ(=両手で操作)を前提にしているように感じる。 ある時、VR-150を紛失していまい、代わりに購入したものの、小型化という面(あとダイヤルロックも)以外では余計な進化だと感じた。 無線を聞くこと自体が目的(趣味)なら問題ないかもしれないが、自分の場合は両手で無線機を操作するなどという余裕がある場面は少ない。 ポケットに入れておいて、ボリューム、デュアルレシーブ等の操作を片手でできないのはかなり不便である。 そもそも、アウトドア派向けで牛骨性を売りにしているVR-150とは路線が違うのかもしれないが、単純に後継機だと思って買うとガッカリする。 しかし、画面に表示される情報量は一気に増え、単純にデジタルの面ではかなり進化している。 自分のように、操作性重視ならば例え過去の機種だとしても、そちらを選ぶのもいいかもしれない。