歴史的アーカイブ:2009-05-22

購入された方は、まず本体モニタースピーカーから ノイズが出てるかどうかを確認する必要があります。 自分のDR-100は、ジ‾‾‾‾‾‾‾‾と常時ノイズが出ています。 確認方法は本体裏側のSPEAKER ON/OFFをONにするだけです。 音量(ボリューム)は関係ありません。10でも0でもノイズが出ています。 気になる方は気になると思います。 気にならない方も、気になる時が来るかも知れません。 ですので、本体スピーカーでのモニタリングはできないと思っていいでしょう。 一応、TEACに修理に出したんですが、ノイズは確認できたが直すことはできない。 DR-100全部にノイズが出てるので、「仕様」といわれてしまいました。 業務用がこのレベルの品質でいいのでしょうか? 残念無念、痛恨の極みです。TASCAMファンを一人失いました。
DR-100は、高価なため、最初は購入を諦めて、コストパフォーマンスの高いZoomの商品を購入しました。Zoomのレコーダーもwebでの評判の通り、価格の割にしては中身の詰まった大変素晴らしいものでしたが、クラシック、特に弦楽アンサンブル等の録音にはあまり向かないため、DR-100を改めて購入。 実際の使用感は本体の作りが大きい分、操作しやすいです。 量販店で実物をさわらせてもらったときには、『ちょっと大きい!』『ちょっと重い!』と思いましたが、実際には、(確かに少し大きいです(^_^;))乾電池(または充電池)を入れずに内蔵バッテリーだけにするとそれほど重い感じはありません。 プラケースではなくしっかりしたソフトケースなので好感を持てます。 購入時点では、ファームウェアが、Ver.1.02にアップデートされているものでしたので、当然、ノイズの発生などもありません。 肝心の音質は、くせのないナチュラルな音でダイナミックさもあり、非常に綺麗に録音できます。できれば内蔵マイクだけで高音質な録音を行いたかったので、大変満足しています。 電源も内蔵バッテリーに加えて乾電池(充電池)が使えますので、電池切れを心配することもありません。 新しいファームウェアVer.1.10では、MP3/44.1kHz/48kHz対応のSTDモードに加え、44.1kHz/48kHz/96kHz対応のHSモードが装備され、96kHzでの録音再生が可能となったとのことですので、手軽に、最高の『生音』『響き』を捉えることができる高品質なPCMレコーダーだと思います。