歴史的アーカイブ:2009-05-18

このキットの製作をされた方のHPの記事をたまたま見かけましたが、やはりボディの大きさが多少小さいのか、タイトボンドを使用して木を継ぎ足して製作されていました。 自分も、多少、小さいと感じていたため、ボディの下方向に30mm角のチーク材の角棒を2本継ぎ足ししました。 ピックアップも付属のものではなく手持ちの部品を使用したり、アクリル板で切り出しピックガードを製作しました。 ボディのピックアップのキャビティ、コントロールキャビティもトリマーで大きく削りました。 ボリュームも音量とトーンの2つに変更し、ピックアップも一つ追加したので、ピックアップのセレクターのスイッチを手持ちの部品から使用しました。 塗装は、ラッカーなどのスプレーでキチンと塗装するのには、時間が非常にかかる為、ワトコオイルのナチュラルを使用して塗装しました。 本気で何回も塗る場合は別ですが、簡単に済ませるのであれば、1日で塗装は完了します。 自分は、Yahooオークションで入手したレスポールタイプのデタッチャブルのネックを使用して、基本的に外形は長方形のままでボ・ディドリーのギターの様に製作しました。 今回の製作の材料の元としては、いい物だと思いました。 そのまま製作すること自体は、エレキギターの仕組みの基本を知る為には、とてもいいと思いますが、バンドでの演奏に使用する前提であれば、多少なりともアレンジして工夫して製作した方が良い物に仕上がると思います。 丁寧な説明書が添付されていますので製作に困る事は少ないと思いますが、寸法などを正確に測れる事は、チューニングの合う、使えるギターを作る為には、必須と思います。