外付けSSDですがサイズ的には(約)1.5インチSSDという大きさです。USBメモリよりはだいぶ大きいですが2.5インチSSDに比べればはるかに小さいという具合です。そのため現時点では2.5インチSSDと比較すると256gbとしてはかなりの割高になります。 サイズは大体ジッポーより少し大きいかなという程度で、携帯性は抜群です。USBメモリと違ってどこにいったか探すほどには小さく無い点も好意的に受け止められます。 付属のUSBケーブルは硬く取り回しが悪いです。本体が軽いためUSBケーブル側の癖にひっぱられて、うまく置けません。できたらよりしなやかな3.0ケーブルをお勧めします。 速度はさすがSSDというレベルです。SATA3.0とUSB3.0で繋がっていればSSDとのデータのやり取りで軽く100M以上を出せるレベルとなっています。(なおUSB3.0の規格値は5.0Gは盛っているという訳ではないんですが、ハード側の問題が大きく実際それが出るようなもの基本ありません)。 他のレビューで指摘されている温度について。まず、温度で重要なのは許容温度を超えてしまうかどうかとなりますが、こちらの製品は公式で65度となっています(つまりそれを超えると壊れる危険がある)。 その上で、普通に服を着ていて汗をかかない程度の室温でデータのやり取りを連続でさせてみたところだいたい55度で高止まりを起こすことがわかりました(通電しているだけでも45度程度になる)。触るとひどく熱いというほどではないのですが結構ホカホカしています(外付け充電器並)。 危険温度までは上がらないのですが、別段熱い所や狭い所に置いたわけでもなくこれなので、相当センシティブというのが正直なところです。 室温でもこの程度まで上がるのですが、公式HPで動作気温が最大35度に設定されていることも気になります。これはつまり「夏場の炎天下でデータをやり取りさせた」場合などでは許容温度を超える可能性を示唆しています。 持ち運ぶ際もきんちゃく袋のように熱がこもるような物に入れて使うのは避けた方が良いでしょう。 USBメモリでは容量が足りなく、2.5インチでは大きすぎる、でも大容量の記憶媒体がほしいという方にお勧めできます。速度も十分で実用性はあると思います。 一方熱環境が極めてギリギリに作ってある製品で、その点にはかなり注意が必要です