USB3x1,USB2x2のHUBを無理やり小型化してUSBポートが少ないノートPCのUSBポート拡張を行う周辺機器ですが見かけ上ノートPCと一体化したように見えるのでその意味では取り回しは良いです。但し5cm程出っ張るので装着したまま持ち歩く場合には接続面に荷重が掛からぬ様注意する必要があります。使った機種はいづれもUSBポートが1つしかないYoga710とT101HAですが特に問題無く動作しています。発熱も感じられませんがUSB3でテストしてないのでUSB2/3で長時間データ転送するとひょっとしたら発熱するかもしれません。lsusbによるとTerminus TechnologyというChinaの会社のHUBチップが使われているようです。ディスクリプタ上は100mA申請されてるので公称のHUB消費電流は最大100mA程度なのかもしれません。本製品は所謂バスパワー型のUSBハブなのでUSB3ポートで公称0.8A、USB2/1ポートで0.5Aがダウンストリーム側の総和で利用可能な消費電流ですが先のHUB自身の公称消費電流の0.1Aを考慮する必要があります。実験していませんがもしかしたらディスクリプタで0.5Aを申請する機器(USB HDDバスパワーの一部の機種等)では電流オーパーの警告がPCのUSBポートに挿した場合に出るかもしれません。Suspend/Resumeも普通に動作しますがサスペンド時の消費電流測定した訳ではないので場合によってはノートPCの電池寿命が(わずかに)減少するかもしれません。