別のレンズでTAMRONを褒めちぎりましたが、Tokinaも好きです(笑) 前モデルの11-16mmも使っていましたが、とにかく広いです。最初は「こんなに広く撮れちゃうのすごい!」となり、次に「あれ?意外に広角って難しいな・・・。」と感じ始め、ついに「どれも一緒のような絵になってしまう。広角激ムズ!」という結論にたどり着きました。 ですが、「もう少し広ければ・・・」という場面は意外に多く、気づけば11-16mmは当時、D3100にほぼ付けっ放しにしていました。私の雑な扱いにも耐え、2年強使用した後、Nikon1に浮気したこともあって手放しました。 昨年、APS-C機のD5500を見て、その性能に驚きついつい買ってしまいましたが、しばらくするとまた広角が欲しくなり、こちらのレンズが新モデルとなって出ていることを知り、購入しました。 前モデルより望遠側が4mm伸びたことでさらに使い勝手が良くなり、紅葉のライトアップなど(特に川面に反射した紅葉を撮影したい時)、暗所での撮影には18mm前後無いと光が拾えない場面が出てきます。この辺はボディの性能にもよりますが、今秋の紅葉撮影ではこのレンズ一本でほぼ満足の行く撮影ができました。 手振れ補正が付いてないのは・・・と仰る方もいるかもしれませんが、明るいレンズですのでシャッタースピードを上げて使うことが出来ますし、暗所(紅葉のライトアップや星景の撮影など)では三脚を使っての撮影になりますので不要だと思います。もしくは、思い切って地面や橋の欄干にカメラごと置いちゃいましょう! さらに逆光についてですが、これは事実、まぁまぁフレアやゴーストが出ます。この辺は好みになりますが、所謂トキナーブルーと言われる美しい空の青と引き換えにチラチラしてる位なら私は気になりません。 重量もそこまで重くなく(持ち運びに便利)、ズームしても鏡筒も伸びず(三脚使用時に便利)、値段も他の広角レンズと比べるとお求めやすい価格ですので、初めて広角に触れてみたい!という方にはうってつけだと思います。 1枚目:手持ちで撮影 2、3枚目:三脚使用 Nikon D5500+Tokina 11-20mm F2.8