とても難しいです。
まず、TPUはどこのも難しいようなので星は4としています。
TPU一般の話になってしまいますが
条件出しに大変苦労、なんとか印刷できる設定でも制約が多いです。
まず、とっても粘りと収縮性があるのでエクストルーダーが押し返されます。
細いノズルでは抵抗が強いのでさらに難しくなります。
乾燥させていてもガスがよく発生します。すると供給が断続的になりがち。
一番の問題は10mm/s程度でないとノズル入口で座屈して
まだ固形のフィラメントが外に出てしまうことです。
詰まりと言うよりは抵抗が大きいことによるものです。
エクストルーダーの形状にもよるでしょうが、難しいこと間違いなしです。
相当のトライアンドエラーを覚悟してください。
それでも、折れない、割れない、適度に変形するこの素材を実用品に一番使っています。
直径が大きくて、エクストルーダーに入っていきませんでした。
1.80〜1.85程度あり、とても±0.02という範囲には入っていません。
近いうちにエクストルーダーの内径を広げて使うようにしたいと思います。
TPUでも、他のメーカーのは問題はありませんでした。
安かろう、悪かろうということで、太くても対処できる方には良いのかと思います。
TPUは物により硬かったり柔らかかったりと差がありますが、これはSine SmartのTPUと同じぐらい柔らかく柔軟性があります。
温度設定は少しシビアで200度だと細い部分がしっかり定着せずノズルがけずってダマになり、210度だと糸を引きました。
当方はベッド50度、ノズル205度で安定して綺麗にプリントできています。
使用しているのはAnet A8です。
いろいろ試しましたがやはりボーデンでの使用は厳しく、TPUはダイレクトエクストルーダーでのみ使用するようにしています。
前から興味あったTPU素材を購入。
これもなかなか、割れないのがいい。
弾力ある素材って興味津々でしたがこれは面白いですね。
まだ設定を煮詰めて行きたいので色々テストしてその結果を追記していきます。