元々海外メーカーの製品で、一部のゲーマーが個人輸入したりして知る人ぞ知る的なデバイスでしたが 昨今のe-sportsやゲーム実況の隆盛で少しずつ知名度を上げ、ロジクールが買収・国内販売開始となりました。 元の値段からしても、良心的な価格に落ち着いたと思います。 この製品の大きな特徴としては ・普通のステレオヘッドホンをバーチャルサラウンド化(PCなら7.1ch / PS4なら5.1ch)出来る →FPSプレイヤー向け ・接続した機器全ての音声を「ストリームポート」から出力出来る →ゲーム実況・配信向け の2点になるかと思います。 前者は足音等のゲーム内での音に指向性を持たせる、つまり音の位置関係が分かりやすくなる、というメリット。 映画等にも活用出来るかと思いますがPS4で動画を見ていないので実際どうなのかは試していません。 あくまでバーチャルサラウンドなので、ちゃんとスピーカー並べた環境には適いませんが、 それでもステレオ環境と比較したら雲泥の差です。ちゃんと音に反応して動ける人なら十分スコアに反映があるでしょう。 また、この本体にサラウンドのオンオフボタン、メインのボリューム、ゲーム音とボイチャの音のバランス、イコライザー切り換え(事前にPCでプリセット作成)が物理ボタンで操作出来るので、ゲーム中に設定画面出したりPCに繋ぎ直さないといけない等の煩わしさがないのも、使っていて単純に楽だなぁと思います。 ストリームポートについては、PCゲームをそのPCで配信するのであればステレオミックス環境があれば事足りますしPS4内蔵の配信機能を使えば簡単に出来るのですが、PS4ゲームをPCを経由して凝った配信をしたいという時に、ゲーム側で上記のように便利に音声をちょうどいい調整で遊べている状態をそのままストリームポートからPCに出力出来るので、これもまたあれこれ機材を行ったり来たりする必要が減ります。 PS4とはゲーム音は光デジタルケーブル、チャット音声はUSBケーブルと完全に分けて接続され、ゲーム音はサラウンド、ボイチャは普通のステレオで聞こえるので会話相手の声が5.1chであっちこっちから聞こえるということはありません。 AUX端子(外部からの音声入力)もあるので、ゲームしながらボイチャしつつスマホ等から好きな音楽をかけてそれら全てをヘッドホンで聞く、という使い